NYで売り切れ続出の新感覚スイーツ「クロナツ」日本上陸！　試食レポート:AOLニュース: AOLニュース(AOLニューススタッフ)

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ニューヨークのベーカリー「Dominique Ansel」が発売し、アメリカ中で大人気となっているという「クロナツ」（クロナッツ）。

これは「クロワッサン」と「ドーナツ」を掛け合わせたもので、クロワッサンの生地を重ねてドーナツ型に整形してから油で揚げ、中にクリームを注入し、表面に砂糖・チョコレートをコーティングしたものだ。

同店には朝の5時から大行列。発売されるやいなや30分で売り切れ、購入出来なかったニューヨーカーが阿鼻叫喚する事態となり、ついには高額の代理購入サービスも登場するという、ホットなニュースでアメリカを騒がせている。

流行に敏感なニューヨーカーの注目アイテムならば、後追いが大好きな日本でもきっと流行るはず...！自分も流行にのっかりたい！！「クロナツ」の新感覚を味わいたい！と、悶々としていたところ、ついに日本でも販売開始との朗報が！

７月１日、ベーカリー「バンデロール」が、日本向けにカロリーと甘さを控えめにした「ニューヨーク・クロワッサンドーナツ」を全国81店舗で販売すると発表。また、バンデロール独自の製法により、サックリとした食感のクロワッサンをカリッと香ばしいドーナツに仕上げたとか。

ええと...、想像力が欠けているのだろうか、味も食感も全くイメージが湧かない。というか、クロワッサンとドーナツのふたつが結びつかない。要はドーナツ型のクロワッサンということなのか？様々な疑問と期待を胸に抱き、いそいそとバンデロール社直営のブレッドバスケット武蔵境店まで出向き、「クロナツ」を購入。さっそく食べてみた。

同社が現在展開しているフレーバーは「クリスピーチョコレート」、「ストロベリーチョコレート」、「リッチ抹茶チョコレート」、「スマイルホワイトチョコレート」、「塩キャラメルチョコレート」の全５種類。値段は１個160円とお手頃価格だ。武蔵境店でもっとも売れていそうなのは「クリスピーチョコレート」だったが、全種類買って行く人も多かった。

■サクサクな歯ごたえなのに、お味は濃厚
まず「クリスピーチョコレート」から試食スタート。表面のクランチを落とさないように、慎重に口に運ぶ。そして噛んだ瞬間、サクサクっとした歯ごたえが！この食感は不思議！まさしく"未知との遭遇"、見た目からは想像できないサクサク感！だが決してクロワッサンの軽い味というわけではなく、鼻から抜ける濃いバターや味わいはドーナツそのもの。軽い口当たりにもかかわらず濃厚な味のため、ひとつ食べるだけで結構な満足感が得られる。

■クロワッサン生地を２段重ねで更にサックサク
続いて、ピンクな見た目だけで女子のハートをわしづかみにしそうな「ストロベリーチョコレート」をチョイス。全方位なファンシー感がたまらないが、粒入りストロベリーチョコが甘酸っぱさを演出。

２個目ということで心の余裕が生まれたせいか、ドーナツをまじまじ見ていると、ある事に気付いた。ドーナツ状のクロワッサン生地が２層になっているのだ。これは、すべてのフレーバー共通で、生地と生地の間に、味にあわせてミルクあるいはホワイトチョコレートがコーティングされている（写真は、ストロベリーチョコクロナツを半分に割ったところ）。クロワッサン生地を２層にすることでサクサク感にボリュームを出しつつ、甘さの追求も忘れない心遣いに思わずぐっと来た。

■見た目、可愛いすぎでしょ〜
そろそろ満腹かもと思いつつ、更なるスイーツ「スマイルホワイトチョコレート」をパクリ。ホワイトチョコも甘くて美味しい。何より、表面に描かれたスマイルが激カワでしょ〜！

そのほか「リッチ抹茶チョコレート」「塩キャラメルチョコレート」があるが、１個160円だし、全種類買って食べ比べてみるのも楽しいかも。それに、「クロナツ」は見た目もオシャレでお土産にも最適。10個くらい買って訪問先に持って行ったら、「見た事ない！オシャレ！」ってキャーキャー言われちゃうこと、間違いなしだ。

ちなみにお店の人に確認したところ、「賞味期限は１日になります」とのこと。とはいえせっかくのサクサク感を味わうためにも、購入したらなるべく早く食べたほうがよいようだ。