芸能界にはたくさんの父親がいます。パパタレントとしてイクメンぶりをアピールする人もいれば、攻撃的な芸風ながらまれに見せる父親の一面にホロりとさせる人も。そこで、パパタレントのカッコよすぎる「子育て論」をご紹介します。
■蝶野正洋(49歳/2児のパパ)
プロレスのスーパースターとして名高い蝶野正洋。実は、プロレスでの経験が子育てにも役立っていた様子。蝶野正洋はプロレスラーとしてだけでなく、父親としても最強だったのでご紹介します。
「2人目が生まれると、お兄ちゃんは我慢することが多くなってきます。我慢することは社会に出てからも勉強するけれども、その前に家庭内で学べるということはとてもいいことだと思います。少しずつ、人に迷惑をかけないことと、我慢しなければいけないという、自分の感情をコントロールすることを教えています。(中略)プロレスの仕事と子育ては、人間というものを学ぶ、という意味で同じですよね。結局はどちらも人と人の関係ですから」
さらに、プロレスでつちかった"体が資本"という考え方からなのか、こんないい夫エピソードも。
「子どもの夜泣きには2人体制で交代しながら対応して、どちらか一方が寝られるようにしています。そうしないと体がもちませんから」
(「lifedoor(ライフドア) ~働くママ・パパ育児の悩みを一緒に解決~「プロレスラーは子育てに最強」蝶野正洋」より)
■塚本高史(30歳/2児のパパ)
タウン誌のインタビューで、「子どもが人を傷つけたりしたら怒るけど、嘘をついても怒らない」と明かした塚本高史。彼のしつけがカッコよかったので紹介します。
「嘘をついちゃダメだって言うのは簡単だけど、そうではなく、自分で考えるようになってほしい。悪いことをしたときも、これはやっちゃいけないことだなって自分でも絶対わかってるはずだから。そうやって罪悪感を覚えながら、大人になっていくんだと思うんですよね」
(「YEBISU STYLE 2013 SPRING No.34」より)
■水道橋博士(50歳/3児のパパ)
「子育てが趣味」という水道橋博士。子どものためなら、ときに自分のプライドやスタイルさえも後回しにしてしまうようです。そんな一面が分かるエピソードをご紹介します。
「よく子どもの自主性にまかせるっていうけど、子どもが自発的にできるものって範囲がせまい。それよりは、親が自主性を発揮して、子どもに様々な機会を与えたほうがいいと思う。スキー、ゴルフ、サーフィン、テニス、なんでもやらせてみるし、自分でも初めてでもやってみる。子供に習い事させるときに『そういうパパはやってないじゃない』と言われたら説得力ないしね。たけし軍団にいるとスキー場でもスキーをしたことはなかったなあ。いつも海水パンツはいていたし」
(「lifedoor(ライフドア) ~働くママ・パパ育児の悩みを一緒に解決~ 水道橋博士)より)
■的場浩司(44歳/2児のパパ)
ツッパリキャラとして人気の的場浩司ですが、最近ではバラエティでも子煩悩ぶりを発揮するいいパパキャラに。そんな的場浩司流の「親孝行」が、人間の成長を表わしていてじーんと来るのでご紹介します。
「さてさて... 昨日は母の日でしたね。
毎年、実家の母親には感謝の気持ちを込めて...花を贈っています...
父親と母親... 厳しく... 優しく... 育てていただきました...
自分が親になり... 両親と...立場を同じくして理解出来たことも多々あります...
若い頃の不用意な自分の言動で... 悲しませた事も... 多々あり... それでも... 見守り続けてくれた両親に... 感謝です...
何をもって『親孝行』と言うのかは分かりませんが... 時間があるときは... 子供を連れて...実家に顔を出しに行きたいと思っています」
(「的場浩司official blog―母の日」より)
みなさんのお父さんはどんな人ですか? また、子どものいるみなさんはどんな父親ですか? もうすぐ父の日。お父さんについて思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
(田中結/プレスラボ)
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