やあ、みんな!
俺はヒーローだ。
どんなヒーローかって?
世の中のビミョーな物の白黒をハッキリジャッジしなきゃ気が済まないヒーローなのさ。
ジャージ姿でジャッジする、
人呼んで「ジャージ・ドレッド」なのさ!
<もちろん、映画『ジャッジ・ドレッド』にインスパイアされたのさ!>
俺は今、街をパトロールしている。
世にはびこる、ビミョーな看板を白黒はっきりジャッジするために。
ヒーローたる物、街の平和を守るためには日々の努力が必要だ。
むむ、あの看板は何だ?
レストランの看板のようだが、紅蓮の炎が立ち上っているぞ。
大丈夫なんだろうか。
シェフ楽しそー。
これは大丈夫だな。
だってこんなに楽しそうなんだもん。
よって、ジャッジは「マル」だ。
これからもがんばれよ、シェフ。
また看板が見えてきたぞ。
これは道の駅のキャラクターらしいが、そのインフォメーションが見当たらない。
調べてみると、「ムクデとオカツ」というらしい。
街に古くから伝わる伝統をキャラクター化したものだそうだが、これ、ギリギリアウトなんじゃないだろうか。
ギリギリアウトなラインに果敢に挑んだその心意気に、ジャッジは「マル」だ。
次はこの看板だ。
この動物はなんだろう。
ネズミのようでいて、それにしては体がでかくて熊のようにも見える。
ドライアイスだからシロクマなんだろうか。
いずれにしても、デッサンが狂ってるわな。
謎が謎を呼ぶこのUMAに、ジャッジは「バツ」だ。
働き者なのに申し訳ないが。
そして次はこの看板だ。
見過ごしてしまいそうだが、「マルタのり」。
俺の知ってるマルタのりは、職人が山で切り倒した丸太に乗って川を下るやつだぞ。
かなりテクニカルな技術だぞ。
それをさらっと名乗ってしまうとは、ヒーローとして許せん。
よって、ジャッジは「バツ」だ。
さらにパトロールを続けよう。
うむ、井上家順路。
またしても、井上家順路。
いかんいかん、どうしても井上順さんを思い出してしまう。
ヒーローがそんなことでどうする。
よって、ジャッジは「バツ」だ。
「お世話になりました」なんて歌っている場合ではない。
これは畳店の看板だな。
田が3つでタタミ。
うまいこと言ってるのか言ってないのか、ビミョーだな。
ビミョーだけど、この店は何十年もこの看板でやっているにちがいない。
継続は力なり。よってジャッジは「マル」だ。
つづいて見えてきたあれは何だ?
スナックきんどん......。
1970年代を感じさせる佇まいの店舗からして、『欽ドン!』のオマージュだろうか。
でもきっと、店主はそんなこともう忘れちゃってるのではないだろうか。
ちょっと入ってみたいが、とても入りにくい雰囲気なのでジャッジは「バツ」である。
飲酒運転はよくない。
ヒーローもそう思うが、このポスターはどうだろうか。
女性の表情がなんとも......。
と、思っていたところ、こんな看板を見つけた。
見つけた場所も時期もまったく違うのに、なぜか似ている。
ひょっとして、家族?
他人のそら似にだとしたら気持ち悪いので、ジャッジはバツだ。
そろそろパトロールをやめて家路につこうと思ったところ、こいつに出くわした。
だれだお前。
アンなのか?
赤毛で有名な、アンなのか?
なんか小鳥飛んでるし。
謎の少女に翻弄されてしまったが、インパクトは大きいのでジャッジは「マル」である。
さて、今日もビミョーな看板に白黒つけたぞ。
世の中に平和が戻るまで、ジャージドレッドは、パトロールを続けるのであった。
では、いつかまたあえる日まで、あばよ!
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