中国や韓国の整形手術が数年前からニュースやテレビ番組で取り上げられているが、術後の危険性も指摘されており、日本でも話題になっている。
女性の間ではちょっとした脂肪吸引や、目や鼻のプチ整形といったものが人気が高いが、ここ数年で「エラ削り」と呼ばれる、骨を削り、曲がっていたり、出っ張っているあごを矯正する手術が中国や韓国で人気だというのだ。その変わり様はすさまじく、ネット上で話題になっている。
綺麗になって自慢する女性たち。
多くの場合、整形は「美しくなる」「自分にとって、より良く見える」ためにおこなうもの。手術のビフォーアフターで比較すると、その美しさが絶賛されるものだが、極度な整形により、美しさを手に入れるどころか、あまりにもあごがトンガリすぎて、その姿はこの世のものと言えない姿となっている人もいる。本人たちはかなり満足しているようだが...。
その写真が掲示板などにアップされると、たちまちネットユーザーの中で「そこまでするか」「それを美しいと思うのか」などと議論が大炎上し、日本でも「宇宙人みたい」と大きな話題になった。
ちなみにこの「エラ削り」、実はかなり難易度が高く、合併症を引き起こすリスクもあるという。国際美容整形学会によると、手術を受けた人の中で約52%の人が神経系の障害を引き起こしていると発表。また、2011年の8月には韓国人の23歳の女大生が食事も口にできず、涙腺の神経が傷ついたため、涙が止まらなくなってしまう障害に陥り、自殺してしまったという事件も起こったほどである。
しかしながら、こういった整形手術で起こりえるリスクはあまり公表されず、年々ニーズは増しているようだ。国際美容整形学会が行った調査によると、2011年に韓国の整形手術人口割合が人口1000人に対して13.5回の手術を受けているとの結果となり、世界で最も整形手術を受けている国となり、合計手術数ではアメリカが1位で311万回、ブラジルが145万回、3位に中国の105万回となり、手術数の面では中国がアジア1位。
整形手術へのニーズが高まる中国の病院ももちろん集客するため、こぞってホームページに宣伝をしている。その効果を証明するために、公開している術前術後の写真がこれだ。
中国の整形美容外科の手術方式は、ほとんど韓国の技術を用いていると大々的にうたっており、「韓国方式だから安心で綺麗になれる」「韓国スターのようにあなたもなれる」といった文言で紹介されている。
通常はあごの後ろからメスを入れ、あごの骨を削る方法が用いられるのだが、脂肪・筋肉組織、神経などを傷つける可能性が高く、リスクが高い。最近では完全に手術マシーンが自動的にカットすべき部分を算出し、耳の後ろから前方の頬骨、横の頬骨、斜めの頬骨(45度の頬骨)のすべてを削るという韓国からの手術方法が人気のよう。手術時間は約1時間程度、7日~10日ほどすれば抜糸をして退院できるらしい。
しかし、どんなに安全な方法であっても、お手軽だからいいということではない。一度やったら取り返しがつかないのが整形手術。あまり極度に求めるとろくなことは無さそうだ。
参考リンク(現地サイト):
http://world.people.com.cn/n/2013/0528/c1002-21642667.html
http://www.clady.cn/2013/shenghuo_0529/89375.shtml
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