2011年の東日本大震災から、2年経つ。当時海に流され、外国で見つかったものはしばしば話題にされてきた。例えば米アラスカ州で見つかったバレーボール、カナダに漂着したハーレーなどがあるが、そのうちのひとつ、アメリカのワシントン州ロングビーチ付近に漂着した漁船の中からは、魚たちが見つかっていた。
その魚は黒い縞のイシダイ。日本近海で捕れることから、アメリカでは珍しかったよう。現地メディアによるとボートの船尾にあるタンクの中で生き残っていたとのことで、2年かけ、8000km以上も"泳いだ"ことになる。どうやって生きていたのかはこれから研究されるそうだが、タンクの中にはイソギンチャクや、ホタテ、カニ、ナマコなども"共存"していたという。
発見されたときのサイズは11cmほどで、イシダイにしては小さい体。タンクの中には複数匹が生きていたといい、そのうちの1匹がオレゴン州のシーサイド水族館で展示されている。
動画のコメント欄では
「すごい!小さな体をして、つよいなあ」
「狭いところで、よく頑張ったな!」
と感嘆する人のほか、
「健康状態はどうだったの?」
「海に戻すべきじゃない?」
と心配する意見もあるが、それについては「放しちゃったら、アメリカの水でこれから生きていけるか心配だから、水族館のほうがいいかもね...」という見方も。
また、体の模様が映画「ファインディング・ニモ」のニモ(※カクレクマノミの子ども)に似ていることから、「実写版ファインディングニモだ!」という声や、ニモの続編(2015年公開予定)の「ファインディング・ドリー」にかけ、「ドリーを探しているんだよ...」などという声も多数。
遠い国から長い時間をかけてたどり着いた"お客様"に、驚きと今後を気遣う声が多数あがっているところだ。
Japanese tsunami fish arrives in boat on Washington coast(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=maACbuRyuGw
■関連リンク
選挙日を知らない!? 投票できるはずのない日に「今日投票しました?」と聞いてみたら...
ロンドン五輪の美女選手が大集合!健康的な美ボディにズキュン!!
【新研究】ズバリ、これが長く続く円満結婚の秘けつ! カギは夫と、妻の両親にあった!?
Permalink
| Email this | Comments
コメント
コメントを書く