ニューヨーク市が、たばこの購入年齢を現在の18歳から21歳に引き上げる法案を発表したという。時事通信が伝えた。
アメリカでは、飲酒は21歳以上。たばこの年齢制限もこれに合わせる形となる。今回の発表では喫煙者の8割は21歳までに喫煙を開始しており、喫煙開始の年齢が低いほどニコチン中毒になりやすいのだとする。一方で、21歳までに喫煙しなければ喫煙者になる可能性も低くなることが研究によって明らかになったというのだ。
「マジで!?」「自分はあんまり吸わないけれど、法という名のもとに、どんどん自由がなくなっていくな...」「これはいい」など、現地でも賛否両論のこの案。飲酒も喫煙も20歳以上の日本のネットでは、
「日本も便乗して値上げ案も再び出てきそうで怖い」
「そんな~」
と、日本でも規制が厳しくなることを懸念する声もあるが、
「いっそ禁止にしたらいいのに」
「是非日本も」
といった声も。
ニューヨークといえば、大音量で音楽を聞く若い世代に対し、聴覚障害発生のリスクを訴えるキャンペーンをおこなったり、肥満対策で特大サイズの炭酸飲料などを規制するなど、かなり振り切った"健康対策"を考えてきた市。昨年8月には、健康屋外イベント「サマー・ストリーツ」を開催。自転車無料貸し出し、ヨガ、エクササイズ、ウォールクライミングなど、さまざまなイベントで"健康"をうったえてきた。
ニューヨーク・ブルームバーグ市長はすでに、たばこの陳列販売を禁止する考えのほか、1箱の「最低価格」を約千円と定める意向も表明している。今回の法案が実現すれば、"アメリカのなかでもっともたばこ規制が厳しい市"となる。
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