オランダ人の映像作家フランス・ホフメースターが公開したビデオ作品が話題となっている。自分の娘の出生から12歳までを短時間で振り返る微速撮影による映像だ。
ホフメースターはこの作品を作った理由を、「自分の記憶をしっかりと残しておきたかった」としており、また、「娘は凄いスピードで変化していったので、彼女のその姿をカメラに収めておくべきだと思った。人によっては写真集を作るだろうが、私は映像に残すことにした」と父親の視点からコメント。さらに、「撮影は幼い時はブランケット、そして背景を白にすることを常に意識した」と続けている。
またホフメースターは娘が思春期を迎えたため、区切りとして現時点で発表することにしたとし、「娘は最近外見よりも中身の部分で大きく変化してきている。中学生になったことが大きなきっかけだったのだろう」と説明している。
ホフメースターは息子ヴィンスの9歳までの姿を収めたビデオも発表しているが、子どもたちのビデオ撮影は決して楽ではないとし、「たまに子どもたちの気分が乗らない時がある。そういう時は、1分だけだよと伝え、今日はサッカーをしたんだろ? 試合はどうだった? などと問いかけて興味を持ってもらえるようにした」と苦労を語り、また公開以来何百万人にも視聴されていることに対しては、「父親としてこんなに嬉しいことはない」と感謝している。
娘が12歳になるまでの成長を収めたビデオ
なお、以下は息子が9歳になるまでの姿を収めたビデオ映像だ。
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