2006年、僕はアフリカを旅したが、そのことは生涯忘れることはないだろう。僕は「ダンス・フォー・ライフ」活動推進の一環で参加した。この活動の目的は、エイズの破壊的な影響に関する教育を人々に提供することだった。
この恐ろしい病気を撲滅するために多くのプログラムが進行中であることを、僕はアフリカ滞在中に学んだ。僕たちは孤児院を訪れ、HIVやエイズという病気を抱えながら生活している人々に会った。状況の改善が沢山のプロジェクトによってなされてきているのも見た。実際、僕の訪問の後も、多くのことが達成されている。しかし、エイズの予防と治療が可能であるという事実にもかかわらず、依然として毎日900人もの赤ん坊が HIVに感染して生まれてくるのだ。900人というのは多すぎる。実は、たった40セントあればサハラ以南のアフリカに住む母親を一人、治療することが出来る。錠剤によって HIVをエイズへと進行させないようにすることが出来、さらに、 生まれて来る赤ん坊の HIV感染を防ぐことも出来るのだ。たった40セントの2粒の錠剤だけでいいんだ! (RED) と呼ばれるエイズ撲滅活動に僕が出会い、「エイズから解放された新しい世代を2015年までに作ることを実現するために、健康問題に取り組む世界的な団体の集まりを支援してゆく」という目的を聞いた時、それに向かって僕たちが出来ることはたった1つだと思った。それは、何かとてつもなく特別な活動に連携をしてゆくことだ。世界を飛び上がらせるぐらい注目させる、大規模で、賑やかな活動にね。
世界を踊らせ、命を救うのだ。
僕はDJをやっているこの何年かの間に、何百万人もファンのサポートを得ることが出来て、本当にラッキーだと思っている。ダンスミュージックのファンは情熱的だ。ダンスに関する状況は急速な発展を遂げ、今や僕たちはダンスミュージック愛好家の巨大なグローバルコミュニティーを形成するまでに至っている。世界中のクラブ、フェスティバルやイベントにおいて、彼らの情熱を僕は毎週のように見て、肌で感じている。この状況を踏まえて僕は、どうやったら音楽ファンを団結させて彼らの持つエネルギーを「活動」に変えてゆけるのかを (RED) のメンバーと一緒になって一生懸命考えた。エイズに対する認識を高め、その撲滅を勝ち取るための資金を集める「活動」へと。新しくて魅力的でエキサイティングな方法でコミュニティーを結びつける連携活動を、僕たちは求めていた。でもこれは、僕たちが単独で行う活動ではない。僕たちは、ダンス業界にいる僕の友達をわくわくさせるようなアイデアが欲しかった。彼らも一緒に参加し、このエイズ撲滅という大いなる理想の実現をサポート出来るようなアイデアを。こんな訳で僕たちは、もうすぐやってくる今年の世界エイズデーで、いくつかの活動を行うつもりだ。
まず最初に、僕たちが世界にやってもらいたいことにちなんで命名した「 DANCE (RED), SAVE LIVES 」という限定版のコンピレーションアルバムを発売する。これはダンス界の大物が結集した素晴らしいアルバムだ。その中で僕は、僕の音楽ヒーローであるボノさんと、U2の曲「プライド」でコラボすることになっている。売上金は「世界基金」と呼ばれる団体を通じて、エイズと闘うために使われる。さらに、世界エイズデーの週末である12月1日と2日には、メルボルンで開催されるステレオソニック・フェスティバルのステージの様子をライブストリーミングで配信する予定だ。だから、エイズから解放された世代を実現するために踊るのは、5万人の絶叫するメルボルンファンだけじゃないんだ。世界中の人々なんだ。僕たちが世界を (RED) に変えてエイズと闘うこのフェスティバルに、君も参加してくれると嬉しい。僕やアヴィチー、カルヴィン・ハリス、ディプロ、レイドバック・ルーク、マーティン・ソルヴェグといった他の大勢のDJ達と一緒にね。
(訳注:この投稿はHuffington Postと(RED)による世界エイズデーを知るためのシリーズの一部として作成されました。Huffington Postの特集"World Aids Day"で他の関連した投稿やニュースを読むことができます。また、同特集"The Big Push"では、エイズや結核、マラリアの根絶のために戦うことを目的に創設された"The Big Push"キャンペーンについて知ることができます。あなたが世界エイズデーにどのように関わっていくのかを知りたい方はこちらのサイトwww.joinred.com/worldaidsdayも訪問ください。)
(原文:What Does It Take to Make a Generation Sit Up and Take Notice of AIDS?)
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DJティエスト
ミュージシャン、DJ、プロデューサー
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この恐ろしい病気を撲滅するために多くのプログラムが進行中であることを、僕はアフリカ滞在中に学んだ。僕たちは孤児院を訪れ、HIVやエイズという病気を抱えながら生活している人々に会った。状況の改善が沢山のプロジェクトによってなされてきているのも見た。実際、僕の訪問の後も、多くのことが達成されている。しかし、エイズの予防と治療が可能であるという事実にもかかわらず、依然として毎日900人もの赤ん坊が HIVに感染して生まれてくるのだ。900人というのは多すぎる。実は、たった40セントあればサハラ以南のアフリカに住む母親を一人、治療することが出来る。錠剤によって HIVをエイズへと進行させないようにすることが出来、さらに、 生まれて来る赤ん坊の HIV感染を防ぐことも出来るのだ。たった40セントの2粒の錠剤だけでいいんだ! (RED) と呼ばれるエイズ撲滅活動に僕が出会い、「エイズから解放された新しい世代を2015年までに作ることを実現するために、健康問題に取り組む世界的な団体の集まりを支援してゆく」という目的を聞いた時、それに向かって僕たちが出来ることはたった1つだと思った。それは、何かとてつもなく特別な活動に連携をしてゆくことだ。世界を飛び上がらせるぐらい注目させる、大規模で、賑やかな活動にね。
世界を踊らせ、命を救うのだ。
僕はDJをやっているこの何年かの間に、何百万人もファンのサポートを得ることが出来て、本当にラッキーだと思っている。ダンスミュージックのファンは情熱的だ。ダンスに関する状況は急速な発展を遂げ、今や僕たちはダンスミュージック愛好家の巨大なグローバルコミュニティーを形成するまでに至っている。世界中のクラブ、フェスティバルやイベントにおいて、彼らの情熱を僕は毎週のように見て、肌で感じている。この状況を踏まえて僕は、どうやったら音楽ファンを団結させて彼らの持つエネルギーを「活動」に変えてゆけるのかを (RED) のメンバーと一緒になって一生懸命考えた。エイズに対する認識を高め、その撲滅を勝ち取るための資金を集める「活動」へと。新しくて魅力的でエキサイティングな方法でコミュニティーを結びつける連携活動を、僕たちは求めていた。でもこれは、僕たちが単独で行う活動ではない。僕たちは、ダンス業界にいる僕の友達をわくわくさせるようなアイデアが欲しかった。彼らも一緒に参加し、このエイズ撲滅という大いなる理想の実現をサポート出来るようなアイデアを。こんな訳で僕たちは、もうすぐやってくる今年の世界エイズデーで、いくつかの活動を行うつもりだ。
まず最初に、僕たちが世界にやってもらいたいことにちなんで命名した「 DANCE (RED), SAVE LIVES 」という限定版のコンピレーションアルバムを発売する。これはダンス界の大物が結集した素晴らしいアルバムだ。その中で僕は、僕の音楽ヒーローであるボノさんと、U2の曲「プライド」でコラボすることになっている。売上金は「世界基金」と呼ばれる団体を通じて、エイズと闘うために使われる。さらに、世界エイズデーの週末である12月1日と2日には、メルボルンで開催されるステレオソニック・フェスティバルのステージの様子をライブストリーミングで配信する予定だ。だから、エイズから解放された世代を実現するために踊るのは、5万人の絶叫するメルボルンファンだけじゃないんだ。世界中の人々なんだ。僕たちが世界を (RED) に変えてエイズと闘うこのフェスティバルに、君も参加してくれると嬉しい。僕やアヴィチー、カルヴィン・ハリス、ディプロ、レイドバック・ルーク、マーティン・ソルヴェグといった他の大勢のDJ達と一緒にね。
(訳注:この投稿はHuffington Postと(RED)による世界エイズデーを知るためのシリーズの一部として作成されました。Huffington Postの特集"World Aids Day"で他の関連した投稿やニュースを読むことができます。また、同特集"The Big Push"では、エイズや結核、マラリアの根絶のために戦うことを目的に創設された"The Big Push"キャンペーンについて知ることができます。あなたが世界エイズデーにどのように関わっていくのかを知りたい方はこちらのサイトwww.joinred.com/worldaidsdayも訪問ください。)
(原文:What Does It Take to Make a Generation Sit Up and Take Notice of AIDS?)
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