ディズニー・アニメーション史上最速、観客動員200万人&興行収入24億円を突破した『シュガー・ラッシュ』! その生みの親であるリッチ・ムーア監督が、来日の際、ネタ元取材に明け暮れたエピソードや、巨匠ジョン・ラセターの超アガる一言をブチまけていたぜ!
公開23日目時点の同記録は現在も爆裂更新中で、このスピードは日本のディズニーが配給するアニメーション作品中、ディズニー・アニメーション・スタジオでは史上No.1の良記録! ゲームの世界の"裏側"で悪役キャラとして奮闘する主人公ラルフが、本当のヒーローになるために苦闘する姿を描くファンタジー・アドベンチャーは、"ゲーム版"『トイ・ストーリー』と評価が高い超絶感動作。オトナを中心にリピーター勢までいるそうだ!
その傑作を撮り上げる準備のため、「"アーケードの墓場"に取材に行っていた(笑)」と明かすムーア監督。そこは文字通りゲームの墓場で、クラッシュ寸前のゲーム機の保管場所だ。「当初は取り壊しになったゲーム機が解体されて、パーツごとに売られちまう悲しい話を考えていたけれど、それは切ないよねって(笑)。ただ結局、僕らはスタジオから1キロほど離れたアーケード・ゲーム機の墓場にはよく行ってはいた。ほかのディズニー・アニメーションのチーム――『ムーラン』や『リロ&スティッチ』はリサーチ旅行と称して、フィジーだのハワイだの中国だのエライ豪華な旅行をしていたがね!」と、ここへ来て"思い出し怒り"だ! その熱い想いは、ラオウのように天に突き刺す右手に込められていた。
ま、おふざけは、ここまで。巨匠ジョン・ラセターにまつわる、超絶アガるエピソードがある。それは、ムーア監督がラセターと邂逅した際のハナシだ。もともとディズニー側にはビデオ・ゲームを舞台にした映画を作るアイデアが前々からあったらしく、さまざまな人間がドラフトを書くなどはしていたようだが、「ただ、僕にも昔からアイデアはあって、それでラセターに『映画を撮ってみないか?』と言われた時に、「15年前から温めているということは、誰かが書いた脚本を改変する作業をしなきゃいけないの?」って聞いたよ。すると、「何を言っている? 何のためにお前に声をかけたと思っている?」ってね(笑)!」。
こうして伝説は誕生したのであった。最終興収目標という30億円突破も夢ではないな!
映画『シュガー・ラッシュ』は、大ヒット公開中!
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