アルゼンチン出身のインスタレーション・アーティスト、トーマ・サラセーノによる作品「On Space Time Foam」が、ミラノのHangerBIoccaに展示されている。
20メートル四方のシートをおよそ20メートルの高さにはりめぐらせ、その上に乗ることが出来るという作品なのだが、ふわふわとした感覚の物体に乗ると、体の重みでシートの中へ沈み込み、まるで雲の上に乗っているかのような不思議な感覚を味わうことが出来るのである。
また、メトロポリタン美術館で5月に展示された彼の作品「Cloud City」も美術館の天井に設置された様々な形状の "ふわふわ" の中を自由に動き回ることが出来るというものであった。
雲の上に乗るってこんな感じ? 「On Space Time Foam」の実際の映像
「On Space Time Foam」はイタリアでの展示の後MITでも展示される予定。こちらのページのフォトギャラリーから人工雲の不思議な画像をお楽しみあれ!
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