どんな本を読んでいても頭が良さそうに見える付箋があります。それが京都のセレクトショップ「恵文社」で販売されている「哲学のふせん」です。
「と、私も前々から考えていた」。そんな言葉が印刷された付箋で、言語をテーマに活動するアーティスト、三澤水希さんが制作しました。
同社では「過去の人間が考えたものを自らの思考に吸収し、新たな思考を生み出すこの行為こそが人間の知の歴史=哲学の歴史ではなかったか。私たちは幾重にも積み上がっている『と、私も前々から考えていた。』の地層の上に立っているのではないか。これはそんな『人がものを考える行為』を明らかにするユーモラスな付箋です」と商品について解説しています。
本に書かれた文章のあとに貼れば、まるで自分の言葉のように見えるので、難しい言葉やかっこいいセリフの箇所にあらかじめ貼っておいて、気になる女のコに本を貸せば、「まあ、なんて素敵なの」と感心されるかも......しれません。
価格は2個入り(100枚ずつ)で300円。「恵文社」の店舗やオンラインショップのほか、都内の一部の雑貨店などでも販売されています。
※リンク
恵文社「哲学のふせん」
http://www.keibunsha-books.com/shopdetail/076040000040/order/
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