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ソフトバンク「半額サポート+」で、他キャリアのユーザーにもスマホ販売。分離プランに対応

2019/09/10 11:00 投稿

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ソフトバンクは、スマホを買いやすくする新しいプログラム「半額サポート+」を発表しました。総務省が主導する「携帯電話の通信と端末の分離」に対応し、ソフトバンクの回線を契約しなくてもスマホを購入できます。ソフトバンクユーザー向けには9月13日に提供開始。他社ユーザー(非ソフトバンクユーザー)には9月26日から提供されます。利用には月額390円のプログラム利用料がかかります。

「半額サポート+」のシステムはこれまで通りですが、「ソフトバンクでの機種変更」という条件が「ソフトバンクからのスマホ購入」に変化しています。

まずは4年契約の割賦契約でスマホを購入し、2年間利用した後、「ソフトバンクから新しいスマホを購入」した上で「利用中のスマホを返却」すれば、最大2年分の残債が支払免除になります。

気に入ったなら残債の支払いを継続すれば、スマホを使い続けることもできます(PayPayボーナスなどでプログラム利用料が返還されます)。また、分離プランに対応しているため、プラン利用中にソフトバンクの携帯回線を解約していても構いません。


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ただし、販売される端末は原則としてSIMロックがかかっています。スマホ単体で分割購入した場合、購入から100日間はソフトバンク回線以外では利用できません(Wi-Fi利用やLINEモバイルでの利用は可能です)。

スマホ単体販売では、半額サポート+(48回払い)での販売のほか、一括価格での販売や半額サポートを利用せず48回分割支払いを利用することも可能。24回払いについても、システムの準備が整い次第対応するとしています。

■総務省の「スマホ割引2万円上限」を回避

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総務省は新ガイドラインでスマホ販売の割引額を「上限2万円」としていますが、それは携帯回線とセットで販売する場合で、スマホだけを販売する場合は、上限2万円の制限は適用されません。よって半額サポート+では、下取りを含めて2万円以上の割引を提供することが可能となります。 関連記事:総務省、スマホ契約時の端末値引き「今後2年で根絶」の方針

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また、ソフトバンクでは9月13日から提供を開始する新料金プランで「2年契約」を撤廃しています。そのため、たとえば他社からソフトバンク転入して100日利用後にSIMロック解除を行い、他社へ転出するといった使い方も違約金なしで実現できます(ソフトバンクへの端末代分割支払いは残ります)。

ソフトバンクの榛葉副社長兼COOは、他社ユーザーがソフトバンクを訪れる接点とするため、「半額サポート+」を活用する方針を説明しました。また、「半額サポート+」が総務省のガイドラインの主旨に反していないことについては、総務省に確認済みとしています。

なお、ソフトバンク広報によると、現時点(9月9日現在)でSIMロック解除の100日制限を撤廃する計画はないとしています。

関連記事:ソフトバンクが「2年縛り」廃止へ、9月13日から新プラン提供

■半額サポート+の細かい注意点

(1)2年契約後の返却時+新機種購入時にスマホが壊れているなど、下取り条件を満たさない場合は、2万円の支払いが必要になります。ソフトバンクが販売時に用意する有料保証サービスに加入している場合は、2000円の支払いで利用できます。なお、有料保証サービスに加入するためにはソフトバンクの回線契約が必要となります。

(2)1年買い替えオプションとして、13か月〜24か月分のプログラム利用料(390円×12)を支払えば、13か月から機種変更できます。残債免除額は24回分です。
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この記事はEngadget 日本版からの転載です。

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