これは日本だけの現象ではなく、イギリスでも同様の問題があり、消費者団体の調査によると無名メーカーの評価のうちの87%がダミーアカウントによる偽レビューだったとBBCも報じています。
偽レビューの手法も、ダミーアカウントを使ってのレビューから、実際に中の人がいるアカウントに対してレビューを募って行う手法や、商品に同梱された割引(キャッシュバック)チケットの受け取り条件としてレビューを要求するもの。さらにFacebook広告経由で偽レビューワーを集めたりと、日々進化してきています。
そして、大幅割引に見せかけた「偽セール」も登場していますので、消費者としては賢く立ち回らないと行けないわけです。
そこで、今回は「偽レビュー」対策と、「偽セール」対策の簡単な方法をお伝えしたいと思います。
なお、お約束ですが、ツールの類はあくまでも自己責任で判断し、お使いくださいませ。
まずは偽レビュー対策!
サクラチャッカーを使おうサクラチェッカーは、AmazonのURLを入れるだけで、「本当の評価」を簡単に表示してくれるサービスです。高得点のものが実は・・・・なんて体験をすることが出来ます。
この評価は、発送や価格の調査の他。
レビューをしているレビュワーを分析して評価を行ってくれます。
レビュワーの分析は、レビューの日本語や、工作員(悪評)レビューも対象です。
サクラレビュー:手数料等の見返りに高評価をつけるレビュー
工作員レビュー:手数料等の見返りにライバル製品に低評価をつけるレビュー
といった区分けの他
上記レビューの遷移先が変:Amazonがサクラレビューを削除すると発生します
削除されたレビューも評価対象になります。
ちなみに、海外には
ReviewMetaというサービスがありまして、こちらも日本のAmazonにも対応していますので、購入の最後のチェック時には僕は両方とも利用してスコアをみています。
双方ともに、Amazon上の点数と、チェッカーを通した後の点数を比較してくれるので非常に参考になります。
続いて偽セール対策!
偽セールとは、定価を不当に高く設定し、高額の割引を行っている様にみせる行為です。僕はChromeに「Keepa – Amazon Price Tracker」をいれて対策しています。
上記は定価29800円で、セールで6999円ということになっているとあるガジェットなのですが、発売してから1万以下でずっと売られていることがこれでわかります。
更に細かくみると、たしかに6999円は底値ということがわかります。
レビューの日付を見る限り、9000円〜1万円で買っている人が値段相応と良いレビューをしているので、商品としては悪くはなさそうです。
ちなみに、このツールは投げ売り時の元値チェック等々にも使えるので、僕は非常に重宝しています。
さて、今回の調査で4点台後半の書籍がチェッカー上では2.3点だったり、またはチェッカー上では4.2の商品が、競合の工作と思われる低評価レビューでAmazon上では2.7だったりと色々な商品に出会えました。
良い商品が売れれば、結果消費者も得することになりますので、僕たちも気を払って利用したいものです。
この記事はEngadget 日本版からの転載です。
コメント
コメントを書く(ID:17157611)
くっだらねぇ、互いに価値を認めて取引が成立すればその分だけその物に価値が発生する。猿でも判る単純な市場原理
原物が実態と違えば返金ポリシーに乗っ取て対処すればいいだけの話。
まぁ別に、ここやアマゾンのレビュー欄でシコシコ工作して民意管理できると思い上がった猿共に自分の買う物管理されたいアホはどうぞ好きなだけ風評管理やパコッターでまんこ洗脳するのに血税使ってるNOTICEやNICTの猿共やその下請けのそれ以下のゴミ共が認可した高いだけのマージンマシマシのゴミ買って貢げばいいさ
悪いが俺は安い上に役に立つ物に金を払う事にするよ、金額だけの問題じゃないんでね
最後に繰り返し同じ事を言うが、当事者同士が齟齬や欺瞞(この国なら他には爺さん婆さんに粘着してねずみ講やマルチみたいな洗脳染みた圧力掛けるとか)無く商品に価値を認めて取引が成立すればその瞬間それ相応の価値が発生する。
例え金銀財宝に1円だろうとゴミや石ころに100万だろうと成立した瞬間それが真実、ネガでもポジでも工作する思い上がった糞集団の世迷言に価値は無い、商売の当事者同士が事実に乗っ取って納得したのならそれが真実
(ID:878411)
怪しいレビューを見分けられるのは良い事だ。これは、そのための考慮要素の一つってことね。とてもいいことだ。あとは、転売屋を排除する仕組みが欲しいね。
(ID:1072417)
とりあえず下の方のしっかり内容書かれてるレビュー見て判断するのはしてたけど、過去の値段が分るのは便利ね