今年9月に発表と見られる新型iPhone、通称「iPhone 11」シリーズのうちいずれかに、名称に「Pro」が付くモデルが登場するかもしれないとの噂が報じられています。噂の出所は、有名リーカーCoinX氏のツイート。同氏は「iPhone(の名前)に"Pro"?ここ数年の中でも馬鹿げたネーミング構想だ」とつぶやき、2019年iPhoneで予想される複数モデルのどれかに「Pro」が冠されることを示唆しています。
"Pro" for iPhone? Crazy naming schemes over the past few years. - CoinX (@coiiiiiiiin) August 10, 2019
ConiX氏はアップル未発表製品について確かな実績がある人物です。昨年も正式発表の直前に「iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR」と正確に言い当て、iPad Pro(2018)に関しての「ヘッドフォンジャックなしで厚みは5.9mm」との予測を的中させていました。
2018 iPhone naming:
- CoinX (@coiiiiiiiin) September 3, 2018
iPhone Xs
iPhone Xs Max
iPhone XR
See you next week
記事執筆時点で、CoinX氏がほのめかした手がかりは上記ツイート1つだけ。どのようにして「Pro」がiPhoneの名称に組み込まれるのかは定かではありませんが、米アップル関連情報サイト9to5Macはいくつかの可能性を挙げています。
1つはiPhone XRの後継機を「iPhone」に、ハイエンド2つ(iPhone XS/XS Max後継機)を「iPhone Pro」として、無印と「Pro」に階層化するパターン。そこに「11」を加えて「iPhone 11」および「iPhone 11 Pro」という命名もあり得るとする説です。
もう1つは6.5インチのiPhone XS Max後継機のみ「Pro」の称号を付け、他の2つと差別化を図るというパターンです。
いずれにしても、アップル製品の名称において「Pro」はなじみのある言葉です。iPadやMacBook、iMacやMacにも使われている「Pro」がiPhoneにも使われるとすれば、ほぼ全ラインナップの命名ルールは統一されるわけです。9to5Macは、アップルがそれぞれの製品カテゴリで「Pro」と「Pro」製品を区別して管理していることも指摘しています。
高級ブランドやプロ志向を思わせる「Pro」を冠したiPhoneが、「Pro」ではないモデルとどう差別化を図るのか。「XI、XI Max、XIR」との仮称も報じられた2019年モデルは、上位2モデルがOLEDディスプレイかつ背面トリプルカメラ(2018年型に1つプラス)、エントリーモデルがLCDかつ背面デュアルカメラ。そして3モデルともAirPodsケースなどが充電できる双方向ワイヤレス充電対応との説が既出ですが、「Pro」の名にふさわしい驚きの新機能も期待したいところです。
この記事はEngadget 日本版からの転載です。
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