米ワシントン州で、2人の女性が、玄関前に置かれた荷物を盗んだものの、その荷物が自閉症と脳腫瘍をわずらった少年へのプレゼントだと知り、返しに来た事件があったと、『USA Today』が伝えている。
"ティミー"こと、ティモシー・ヴィック・ジュニア君は、近々脳腫瘍の手術を受ける予定のデラウェア州に住む5歳の男の子だ。両親は、そんなティミー君のために、プロレスのチャンピオンベルトのレプリカをカスタマイズを行うセルジオ・モレイラさんにWWEのチャンピオンベルトのレプリカを送ったのだが、モレイラさんの玄関先でその荷物が盗まれてしまったのだ。
しかし、この話が地元局で流れた後、男の子の境遇を知った犯人たちがモレイラさん宅に荷物を返しに来て、「泣いて」謝罪したという。モレイラさんによれば、犯人たちはホームレスで薬物依存に苦しんでいると打ち明けたそうだ。モレイラさんは、彼女らを告発しないとのことだが、ワシントン州ピアース郡保安局は、彼女らの身元を捜している。
ティミー君の父親が、『USA Today』に語った所によると、ティミー君は、モレイラさんがカスタマイズしたWWEのチャンピオンベルトのレプリカを抱えながら寝る事が多いとのことだ。
You may have seen a story on the news last night about a theft in the City of Edgewood where two unidentified women... Posted by Pierce County Sheriff's Department on Wednesday, June 26, 2019
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コメント
まだ良心が残ってるなら今のうちに治療を受けるべきだと思うけどね、末期になると脳がスッカスカになって良心も何も残らないだろう。
普通の善良な人間がそのまま善良な生活を送ることはそう難しいことではないし、特に賞賛されるべきものでもない。悪の道に走った者が、わずかに残った善良な心に基づいて行動することがどれだけ大変なことか。それを評価できるかどうかだろう。
他人を責めることしか出来ない人が最近特に増えたと思う。
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(ID:389397)
告発されないなら当人同士のトラブルで終わりだろうけど、盗んでおいて返せばいいってもんじゃない。そこはダメだ。
でも、家も金も失って薬に手を出してるのに病気の子供を哀れむ心は失ってなかったのは良い所だな。
家を無くしてもその気持ちだけはなくさないままでいて欲しい。