ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで開催されたチャリティ・イベント『Teen Cancer Trust』で、オアシスのノエル・ギャラガーとブラーのデーモン・アルバーンがついに"共演"を果たした。
この日のキュレーターを務めたノエルは以前からブラーの出演を打診しており、「ステージで共演できたら最高だよね。俺はいつでも来い、さ」と意欲的だったが、それがついに実現したというわけだ。
デーモンと、ブラーのギタリストであるグレアム・コクソン、さらにポール・ウェラー御大がドラムキットに座ってノエルを呼び込み、なんと全員でブラーの名曲「Tender」を演奏! ブリットポップ全盛の90年代当時を知る者たちにとって、あまりにも感動的なこの光景、もちろん会場は大合唱となった。終演後、観客の1人は涙目で「16歳の自分に教えてやりたい」と語っていた...。
こでまで、「死ね」だの「エイズにかかってしまえ」だのと、本気で憎み合っているとしか思えないほどの舌戦を繰り広げていた彼らだけに、まったく想像できなかった今回のパフォーマンス。聞けば両者は「本格的なコラボもやぶさかではない」とのことで、さらに驚き! 今後に期待しないわけにはいかないだろう。
ブリット・ポップ史における永いライバル関係もようやく終焉を迎え、イギリスのロックシーンは改めて新しい時代を迎えたのかもしれない。
Noel Gallagher - Sitting here in silence (In full)
(参照元:entertainmentwise.com)
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