今年の8月でマリリン・モンローが亡くなってから50年になったが、映画や写真に見る彼女の肖像は間違いなく生き続けている。最新号の『プレイボーイ』は、それをまた証明してくれるだろう。
1962年に、36歳という若さでこの世を去ってしまったマリリン。1953年12月に米『プレイボーイ』誌の第1号が出版された時、最初のカバーガール、そしてセンターフォールドモデルは彼女だった。
「初の雑誌掲載 フルカラー あの有名な マリリン・モンローのヌード」と書かれた表紙の創刊号は、新しい雑誌なのに関わらず数週間で売り切れたという。(当時の価格は50セントだったが、2002年にオークションで売買された価格は5,000ドル/約40万円だった。)
<1953年12月に発売された『Playboy』創刊号>
『プレイボーイ』誌を急速発進させたとも言えるマリリンが没後50年目、2012年を締めくくる12月号の表紙を飾るのはふさわしいとしか言いようがない。
記念として、『プレイボーイ』誌はマリリンとそのキャリアを追悼し、たたえる特集を組んでいる。彼女が生きていた間に見せてくれたさまざまな美しさ、そのパワー...若いピンナップ・モデルだった時のヌードから、亡くなる直前に撮影された写真まで、その範囲は広い。
『プレイボーイ』の創業者であるヒュー・ヘフナーは、50周年記念にマリリンの人となりを思い出してこう語っている。
「彼女はヌード姿のとき、一番主導権を持っていたね。他の子だったら脆弱(ぜいじゃく)な立場と考えるような状況が、彼女の場合は(自分が)パワーを握っている状況だったんだ」
頭で考え行動するタイプだったというマリリンだが、そのヌードの美しさと主導権を握るマインドパワーで、大統領をも虜にしたのだろうか。
米『Playboy』誌12月号は、アメリカで11月20日に発売される。マリリン特集のオンラインギャラリーはこちら。
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