大人気コメディ『フルハウス/フラーハウス』ベッキー役で知られる女優ロリ・ロックリンは先日、大金を支払って娘2人を有名大学に不正入学させたとして逮捕された。まだ彼女とその家族からの発表はされていないが、この家族に近い複数の人物たちは、このスキャンダルによって生活が一変した一家の心境を明かしている。

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ロリ・ロックリンと夫モッシモ・ジリアーニは、斡旋業者に賄賂を支払い、長女イザベラ(20歳)と次女オリビア(19歳)をボート部のスカウト入学と装って南カリフォルニア大学に裏口入学させたとして逮捕。それぞれ100万ドル(約1億1100万円)の保釈金を支払い、保釈されたばかりだ。

ロリは、ドラマを撮影中の放送局ホールマーク・チャンネルをクビになったり、ユーチューバーでインフルエンサーの次女オリビアは、コラボレーション商品を販売していた化粧品会社セフォラから契約を切られるなど、早速、一家はこのスキャンダルによってビジネス面で深刻な痛手を負っているが、悪い影響が出ているのはビジネス面だけではないようだ。

一家に近い情報筋は、「ロリとモッシモは、誰が本当の友人なのかがすぐに分かった事でしょう」と『People』誌に語り、こう続けた。「彼らの友人の多くが、現在関わりを避けようとしています」。

また別の情報筋は同誌に対し、「聞いた所では、ロリは精神的に落ち込んでいて、一家は世界から隠れたがっているようです」と一家の心境を明かした。

最初に紹介した情報筋はまた、ロリとモッシモの娘たちに対する期待は常に娘の希望とは異なっていたと説明している。 この情報筋によると、ロリとモッシモは「非常に競争心の強い親で、良く見せるのが好き」で、子供たちをどうしても南カリフォルニア大学に行かせたかったとのこと。しかし、娘のオリビアとイザベラは、勉強に対して熱心になったことは無く、特にオリビアは、その代わりにソーシャルメディアやYouTubeでの成功に注力していたという。

娘2人は、「ひどいいじめ」をあらかじめ回避するため、南カリフォルニア大学を自主退学することを決めたと『TMZ』が伝えたが、娘2人に近いある人物は、『ET Online』に対し彼女たちの心境を次のように明かした。「2人共、今回の出来事を受けて精神的にひどく落ち込んでいます。彼女たちにとって、屈辱的で恐ろしい状況が続いています。心から両親を愛していて、両親は出来る限りの事をしてあげたかっただけだったのだと理解していますが、両親が自分たちのために被った罪がどれだけ重大だったのかを分かり始めて来たようです」。

また、娘2人に近いこの人物は、「2人は両親が、自分たちに関する事で罪に問われるだなんて夢にも思っていなかったようです。自分たち一家の事を、働き者でルールを守る、良い、正直な一家と思っていたようですが、全ては一夜にして変わってしまいました」と語っている。

娘2人は不正入学によって罪に問われなかったが、不正を知っていたのかは明らかになっていない。とはいえ、高校時代にボート部に所属していなかった上、ローイング・マシンに座ってポーズをした、やらせの写真を撮ったとされている。

■参照リンク
http://www.aol.com/

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RSS情報:https://news.aol.jp/2019/03/17/inside-lori-loughlins-familys-reaction-to-college-bribery-scandal/