極寒の中、家の外で凍えて動けなくなってしまったペットのネコが、地元の動物病院の獣医師たちの努力のおかげで無事回復した。

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モンタナ州北西部のカリスペルで飼われている猫のフラッフィは先月31日(現地時間)、雪だまりの中で凍えているのを飼い主に発見された。この日の気温は、マイナス13.3℃まで下がっていたとABC Newsは伝えている。

フラッフィは,長い毛に絡み付いた雪の塊で体を覆われてしまっていた。そのため、飼い主は地元のカリスペル動物病院へとフラッフィを急いで連れて行った。そして、同病院の獣医が、雪の塊を必死になって溶かしたという。(その姿はこちらのリンクの映像からご覧いただけるhttps://www.aol.com/article/news/2019/02/07/cat-found-nearly-frozen-to-death-saved-by-veterinarians-in-montana/23663937/

この動物病院で働くジェボン・クラーク医師がABC Newsに語る所によれば、猫の平熱は、一般的に38度前後とのことだ。しかし、この時のフラッフィの体温は低く下がっており、最初に同病院に連れてこられた時、体温計は計測できる範囲の限界の約32.2度を示していたという。それから2時間の間、獣医は、フラッフィの体を温水やブランケットで温めたものの容態は回復せず、さらなる救命治療を行うため、フラッフィを救急治療室に運び込んだ。

そして、奇跡的にフラッフィは完全に回復し、先日無事家族と共に家に帰ったそうだ。猫は9つの命を持つという英語のことわざがあるが、残りの8つの命をインドアな猫として過ごす事を願いたい。

■参照リンク
http://www.aol.com/

■関連ビデオ
RSS情報:https://news.aol.jp/2019/02/07/cat-found-nearly-frozen-to-death-saved-by-veterinarians-in-montana/