オーストラリアの海で子イルカの亡き骸を背中に乗せて泳ぎ続けるバンドウイルカのお母さんが目撃され、注目を集めている。

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ニュージーランド自然保護局によると、このイルカは、同国北部のベイ・オブ・アイランズ(アイランズ湾)で死産で失ったと思しき子イルカを乗せている所を先月29日に最初に目撃されたという。同自然保護局は、声明の中で、「ベイ・オブ・アイランズは夏の間にぎやかな場所で、海中や海の周りではたくさんのアクティビティが行われています。この母イルカは、子イルカを失った事と折り合いを付けている間、海にいる全ての人々から、十分なスペースや尊敬を与えられるべきです」とコメントした。

同自然保護局は、母イルカが時折群れから離れ「無防備な状態」になる瞬間があると伝え、このように付け加えた。「母イルカは、しっかりと泳ごうとして子イルカをよく落としてしまうのですが、円を描いて戻って再び背中に乗せています」

昨年8月には、シャチが死んだ子供の亡き骸を2週間にわたって運び続け注目を集めた。

■参照リンク
http://www.aol.com/

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RSS情報:https://news.aol.jp/2019/02/05/grieving-mother-dolphin-seen-carrying-around-her-dead-calf-for-days/