大人もハマる絵本が、話題になっている。
例えば、2006年の発売以来、大ヒットを記録している絵本『こびとづかん』(著:なばた としたか)。全身タイツを着たような不思議な風貌の"こびと"たちがキャラクターグッズとしても人気を博し、今ではモバゲーやGREEでソーシャルゲームの題材になるほど幅広い層から支持を集めている。
男性ファッション誌『UOMO』の4月号でも、「絵本の目利きが、大人にこそすすめたいこの一冊」という絵本の特集ページを掲載。さまざまな絵本を紹介している誌面を見るだけでも、大人の子ども心をくすぐられる魅力の一端に触れることができる。
なかでも、2009年の発売からロングセラーとなっている「はしるチンチン」(著:しりあがり寿)はインパクト大。
「フルチン」で家を飛び出し、町を走りぬける「コウキ」。男の子は女の子に比べて、落ち着きがなく余計なことばかりする。それは好奇心や想像力の源であるオチンチン力のなせる業であり、男の子のオチンチン力を封じてはいけない、ということを面白おかしく説く名著だ。
子供に絵本の読み聞かせをしているうちに、想像以上に「深イイ」内容の絵本にハマるイクメンが多いことから絵本人気に火がついたとも言われている。
仕事に役立つビジネス書を読むのもいいけど、たまにはこうした絵本に触れてみては?
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