キャットウーマンを演じたアン・ハサウェイが、今度はブロードウェイ・ミュージカル『キャッツ』の映画版に出演すると、ポップカルチャー情報サイト『That Hashtag Show』(THS)が報じ話題を呼んだが、ユニバーサル・ピクチャーズはこれを否定した。
『オーシャンズ8』で共演しているリアーナにはボンバルリーナ役がオファーされているとのことだったが、ユニバーサル・ピクチャーズはこちらも否定。ユニバーサルは、ハサウェイとリアーナに交渉はしていたものの、2人共スケジュールの関係で出演には至らなかったという。
ユニバーサル・ピクチャーズが『キャッツ』映画化の権利を獲得したのは2016年のこと。トム・フーパーが監督、リー・ホールが脚本を担当する。フーパーは2012年の映画『レ・ミゼラブル』で監督を務め、この作品でアン・ハサウェイはアカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞した。もし、この2人が舞台ミュージカル作品の映画化で再びペアを組んでいたら、注目を集めた事だろう。
『キャッツ』はT.S.エリオットの「Old possum's Book of Practical Cats」という子供向けの詩集が原作である。アンドリュー・ロイド=ウェバーが作曲を担当したロングランを誇るミュージカルで、中でも「メモリー」は作品を代表する曲である。劇中でこの曲を歌うのはグリザベラという猫だが、ハサウェイが高らかに歌い上げる姿は容易に想像できた。
今年初め、アンドリュー・ロイド=ウェバーは英国『Daily Mail』紙に映画用に新しい曲を書いたと発表、白い子猫のヴィクトリアが歌うという。同記事によると、他にも新曲を書く考えがあるという。
また今年1月に掲載された記事によると、この映画では実際の俳優とCGの両方を使う手法を模索中で、取材した芸能記者は「まだ構想段階だが実際に俳優が歌って踊ると(上層部が)私に保証してくれた。そして、これまでに見たこともない作品になるだろうとも約束してくれた」と記している。
THSによると、この映画版『キャッツ』は今年9月からロンドンで製作が始まるとのことだったが、同サイトは、ユニバーサル・ピクチャーズが現在もキャスティングを行っていると、続報で伝えている。ハサウェイはと言うと、映画『Barbie(原題)』に出演、こちらの方は公開が当初予定の今夏から遅れて2020年5月となっている。
■参照リンク
http://www.moviefone.com/
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