メーガン・マークルがセント・ジョージ礼拝堂に到着した時、人々の目はその美しいジバンシィのドレスと印象的なベールに釘付けになった。
この印象的なベールには特別な意味が込められていたようで、バッキンガム宮殿の声明文によると、サセックス公爵夫人となったメーガンさんは「英連邦全53カ国の思いと共に式に臨みたい」と願ったそうだ。
そこで、今回のウェディングドレスのデザインを務めた、ジバンシィのアート・ディレクター、クレア・ワイト・ケラーさんは「英連邦各国を代表する独特の花で構成された華やかなベール」をデザインしたという。
息を呑むようなベールは長さ5メートル。シルクのチュール・レースで作られており、オーガンザ生地にシルク糸を使い手作業で花の刺繍を施してある。このメッセージを持ったベールの製作に携わった職人は、生地や刺繍に少しのくすみも残さぬように30分おきに手を洗ったそうである。
またそれ以外に、メーガンさんは自身がお気に入りの花を2種類選んでベールに加えている。ケンジントン宮殿敷地内の2人の新居ノッティンガム・コテージ前に咲くロウバイと、メーガンさんが生まれたカリフォルニア州の州花、ハナビシソウ(別名カリフォルニアポピー)である。
愛と寛容の象徴である小麦もこれらの花の中に丁寧に刺繍されている。
そして仕上げにカルティエのジュエリーとジバンシィのカスタムメイドの靴、エリザベス女王から貸与されたメアリー王太后(エリザベス女王の祖母)のフィリグリー(線細工)のティアラを着用したのだった。
今回のロイヤル・ウェディングについてもっと知りたい方は、以下のビデオもどうぞ。
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