1978年に公開された映画『スーパーマン』でヒロイン、ロイス・レインを演じたマーゴット・キダーが69歳で死去した。


『ピープル』誌によると、5月13日の日曜日、モンタナ州リビングストンにある自宅で亡くなったという。死因は明らかになっていない。

マーゴット・キダーは1978年の『スーパーマン』でスーパーマン役クリストファー・リーブと共演する前からさまざまな作品に出演。1960年代に女優のキャリアをスタートし、その後も着実に経験を積んでいた。だが、スーパーマンの相手役が転機となり、一気にスターダムへと駆け上がる。そしてその後も3つの続編、1980年の『スーパーマンII 冒険篇』、1983年の『スーパーマンIII 電子の要塞』、1987年の『スーパーマン4 最強の敵』に出演した。

これらのスーパーマン映画に加え、『悪魔の棲む家』、『暗闇にベルが鳴る』、『Heartaches』(原題)、『The Gravy Train』(原題)、『アステカの秘宝』、そして『Some Kind of Hero』(原題)など数々の映画にも出演した。晩年は、『Shell Game』(原題)、『キャプテンプラネット』、『Boston Common』(原題)などのテレビシリーズにも出演している。

マーゴット・キダーは生涯、精神疾患を患っており、1996年には一連の奇怪な逸話でニュースにまで発展した。家族から失踪届けが出され、数日後にロサンゼルスで発見された。キダーは、あるグループにつけられていたと話していたとのことだ。そして医師による観察のため、警察によって地元の医療施設に連れていかれた。彼女はその8年前にすでに躁うつ病と診断されていたと後にピープル誌に語っている。マーゴット・キダーには、一人娘のマギー・マクゲインがいる。

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