ヴィン・ディーゼルは昨年、『トリプルX:再起動』でザンダー・ケイジを復活させた。この映画は、製作費約90億円にもかかわらず、世界中で約370億円以上の興行収入を達成。レボリューション・スタジオで最高の総売り上げを記録した。だから当然、続編も予定されている。
しかし『Variety』によれば、ヴィン・ディーゼル自身の製作会社、ワン・レース・フィルムズと、ザ・H・コレクティブがレボリューション・スタジオから今回の『トリプルX』の映画化の権利を獲得したという。両社は先日声明を出し、今年の12月より第4作目の撮影を開始すると発表した。
ヴィン・ディーゼルは、2002年に『トリプルX』で同シリーズをスタート。だが、2005年に公開された第2弾の『トリプルX ネクスト・レベル』では身を引き、代わりにアイス・キューブが主演したが、好評を博することはできなかった。Varietyによると、『トリプルX:再起動』のD・J・カルーソー監督が第4弾も再びメガホンを握り、そしてヴィン・ディーゼルが引き続きザンダー・ケイジを演じるという。
ザ・H・コレクティブのニック・クローリーCEOも声明を発表している。
「パラマウント時代に私は『トリプルX:再起動』の企画・上映に携わることができ、本当に光栄でした。中国では空前の興行収入を叩き出すことができました。この度、トリプルXシリーズの続編を製作できることになり、我々の多様性に富んだ映画を補完し、世界中の観客に向けて映画を製作するという使命を果たすことができます」
そう、海外での興行収入が好調だったため、今回実現したのだ。Box Office Mojoの調査によると、『トリプルX:再起動』は米国国内ではわずか約48億円しか売り上げなかったが、海外では約320億円以上の興行収入を突破。中でも中国を見ると、この国だけで約176億円も売り上げているという。
ヴィン・ディーゼルは2017年、最高の興行収入を上げたスターとなった。そして彼の直近の次回作は、日本で4月27日公開予定の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』。グルート役で声の出演をしている。
■参照リンク
http://www.moviefone.com/
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