ジェームズ・ボンドの故郷イギリスでシリーズ最新作『007 スカイフォール』を撮影したことは、サム・メンデス監督とボンド役のダニエル・クレイグにとってはかなり大変だったようだ。
彼らは<Huffington Post>との独占インタビュー映像(下)で、ロンドン中心部での撮影はあらゆる障害との戦いだったと明かしている。
「(ロンドンは)特に画面に映えるような都市じゃないからね」と、メンデス監督。主役のダニエルもまた、自分が演じるボンドが"新たな扉を開いた"とコメント。これは、製作スタッフが撮影のため、普段は観光客や撮影用のカメラの立ち入りが禁じられている場所への許可を得なければならなかったことを指している。
「というわけで、僕らはホワイトホール(ロンドンの通り)を閉鎖する機会を得たんだ。ロンドンの地下も使ったから、地下鉄の駅なども閉鎖したんだよ」
「サム(監督)と僕は、イギリス的な作品にしたかったんだ」と、ダニエル。「それは(イギリスの)国旗を振り回すようなことじゃない。ボンドがイギリスに根付いているってことを見せたかったんだ」。
一方、Mを演じたジュディ・デンチは"本物に囲まれていた"ので、撮影はとても楽しかったと振り返っている。
『007 スカイフォール』は、原作者イアン・フレミングの母国イギリスでは10月26日、アメリカでは11月9日に、そして日本では12月1日に公開される予定だ。
『007 スカイフォール』ロンドンでの撮影およびインタビュー映像
生還を果たすジェームズ・ボンド
■関連リンク
ついにタイトルが決定した『007』最新作と歴代のボンドガール
【007 スカイフォール特集】五輪でも話題のJ・ボンド、次々と公開される予告編&劇中写真
ジェームズ・ボンドが五輪開幕式に登場! D・クレイグ、女王と共演...会場に現れたのは?
■関連フォトギャラリー
%VIRTUAL-Gallery-126327%
| Email this | Comments