映画『オズの魔法使』ドロシー役などで知られる女優、ジュディ・ガーランドの晩年を描いた映画『Judy』。この新作でガーランド役を演じるレネー・ゼルウィガーの劇中写真が初公開された。
『Judy』はガーランドがショーに出演するためにロンドンに到着した1968年から始まり、ショービジネス界での確執を経て翌年に彼女が短い生涯を終えるまでを描く。
配給会社パテから公開された写真では、ゼルウィガーがジュディ・ガーランドの象徴的スタイルともいえるブルネットのアップスタイルに変身し、本人に成りきっている。
当時のガーランドの写真と並べてみると、どれほど似ているかがおわかりだろう。オスカー女優ゼルウィガーは、往年の名女優を見事なまでにコピーしている。劇中の歌をゼルウィガーが実際に歌うのか、当時のガーランドの歌が使用されるのかはわかっていない。
「ジュディ・ガーランドのロンドンでの最後のコンサートを描いた映画で本人役を演じるレネー・ゼルウィガー。名女優が完璧によみがえる!」Renée Zellweger is playing Judy Garland in a new movie about the icon's final concerts in London - get ready for the Renéessance!!! pic.twitter.com/EqmbCpnTRm - Jarett Wieselman (@JarettSays) 2018年3月19日
『Judy』のあらすじについて、『Hollywood Reporter』は次のように紹介している。
『Judy』は、ガーランドがショーに出演するためにロンドンに到着した1968年から始まる。映画『オズの魔法使』が大ヒットし、彼女が世界的エンターテイナーになってから30年が経過していた。ガーランドはショーの準備をめぐってマネージメントと衝突し、ミュージシャンを魅了し、友人やファンと交流する。この頃、後に5番目の夫となるミッキー・ディーンとの交際も始まった。47年間の生涯のうち45年間を芸能界で過ごしてきた彼女は、繊細な性格でもあった。ガーランドはハリウッドで過ごした子供時代の記憶にとらわれ、子供たちと故郷に帰りたいと願っていた。しかし、そう願い続けるだけの強さを持ち合わせていなかったのだろう。
作中では「オーバーザレインボー」といった不朽の名曲も使用され、「世界屈指のエンターテイナー」である彼女の一面を知ることができる。
19日、ようやく同映画の撮影がロンドンで始まった。映画の公開日などは明らかにされていないが、2018年中の公開が見込まれている。
■参照リンク
http://www.moviefone.com/
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