オスカー・アイザックに不可能はないのだろうか? アイザックは、映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』と最新映画『アニヒレーション』(原題)(2018年2月23日に全米公開予定)の撮影を同時期にしていたというが、驚くべきことに、同じ日にこの2作品の撮影をすることさえあったという。
これは、映画サイト『/Film』によるインタビューで明かしたもので、アイザックは、「朝に撮影してから少し休憩をとって、それからまた切り替えていた。だからずいぶん無茶してたと言えるね」と語っている。
アイザックは、自身が演じる『スター・ウォーズ』のパイロット、ポー・ダメロンの格好のまま『アニヒレーション』の撮影セットを訪れたことや、さらには、『スター・ウォーズ』のロケ用トレーラー車を『アニヒレーション』撮影時に使ったこともあったそうだ。
アイザックは、「(撮影をしていて)少しだけ『ピーウィーの大冒険』を思い出したよ。撮影現場にいたら色んな役者さんたちが次々と周りに寄ってくる感じ。・・・撮影に費やせる時間もあまりなかったから、リハーサルすら十分に出来なかったよ」と大忙しの撮影を振り返った。
『アニヒレーション』では、SFスリラー映画『エクス・マキナ』のアレックス・ガーランド監督がメガホンを取り、主演オスカー・アイザックと再タッグを組む。同監督は、アイザックの過密な撮影スケジュールを実現出来たのは、『最後のジェダイ』のライアン・ジョンソン監督とプロデューサーのラム・バーグマンのお陰だと感謝を述べている。「ジョンソン監督たちには、インディ映画出身というバックグラウンドがあるからこそ、ここで、史上最も大きいと言えるような映画を作っているし、私たちに信じられないほど協力してくれたんだと思う」。
「ほとんどの大きなプロダクションは、このようなことをしようという夢さえ見させてくれないだろう。それなのに、あの『スター・ウォーズ』を撮りながら、隣の本当にちっぽけな映画を助けるようと無理をしてくれたんだ」。
■参照リンク
http://www.moviefone.com/
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