何十年も国のために尽くしてきたヒラリー・クリントンがオリンピックの観戦を楽しみにしているのは当然のことかもしれない。
確かにクリントン氏は米国の代表選手が出ればどんな大会でも応援するだろう。しかし、クリントン氏は、特に平昌五輪でフィギュアスケート選手のアダム・リッポンとガス・ケンワージーが見られることを楽しみにしているという。
クリントン氏は、2018年の「MAKERS Conference」でも平昌五輪を「時間が許す限り観たい」と語り以下の様に続けた。
「冬季オリンピックが大好きなんです。スポーツ自体もアスリートたちの物語を知るのも好き。特に注目しているのが初めてオリンピック選手として同性愛者であることを公表したアダム・リッポンとガス・ケンワージーです。ぜひ現地に行って応援したいと思っています」
「選手を応援し、一緒にオリンピックを盛り上げ、信念のために闘いましょう」
リッポン選手もケンワージー選手もLGBTをめぐる問題でペンス副大統領を公に批判しており、リッポン選手は期間中に同副大統領と会うことを拒否し話題を呼んでいる。
リッポン選手は、「同性愛者を友人と思わないばかりか、同性愛を一種の病気だと考えているような人に自分の意に反して会うようなことは絶対にしたくない」と『USAトゥデイ』に語った。
また、ケンワージーも「LGBTコミュニティを直接的に攻撃した」人物がオリンピックの代表団長を務めるのは「相応しくない気がする」とトーク番組『エレンの部屋』で語っている。
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