米プロフットボール、NFLの王者を決めるスーパーボウルが4日(現地時間)、ミネアポリスで開催された。今年の米国国歌独唱は歌手のピンクが担当したが、風邪をひいていたにもかかわらずパワフルな歌声を披露した。
グラミー賞を受賞したこともあるピンクだが、先週末SNSに「風邪を治そうとしている」と大舞台を前に投稿していた。やや苦しそうな声になっているところもあったが、彼女のパワーあふれるボーカルで高らかに歌い上げた。
ピンクは、グレーと白の迷彩柄のブラウスに白のシルクのパンツを合わせ、防寒対策としてシルバーのボマージャケットを羽織っていた。
USバンク・スタジアムには夫のケアリー・ハートと娘のウィロー・セージちゃんの姿もあった。
今回の国家独唱パフォーマンスに難をつけるとすれば、前奏が始まる直前にピンクがのど飴を口から出してフィールドに投げ捨てたことだろう。
Pink had to get rid of that gum real fast. #SuperBowlpic.twitter.com/V2xV8tEdqj - Chat Sports (@ChatSports) 2018年2月4日
この様子はツイッターであっという間に拡散され、"ピンク姐さん"のカッコ良すぎる仕草にシビれたという人もいた。一方でそののど飴は選手のシューズのスパイクに引っかからないようにキックオフ前に誰かが拾うのか、と言う懸念を示す人もいたようだ。
「リハーサルで風邪を吹き飛ばそうとしています。1991年(のスーパーボウルで)、憧れのホイットニー・ヒューストンの歴史に残る国歌独唱を見てから、私も国歌を歌うのを待ち焦がれていました。そしてついにそのチャンスが到来したのです。ところがそんな時に限って、風邪菌を培養していた私の2人の子供が文字通り私の口にめがけて咳をして、鼻水を私の頬に擦り付けるんです。本当はこんなこと書いちゃいけないんでしょうが。とにかく、今日という日を迎えました。私が夢がひとつが実現しようとしているのですが、それはゆっくりと悪夢に姿を変えつつあります。本当に、私の人生でこれほど光栄なことはありません。だって軍に関係する私の家族、父や兄(注:共に軍関係者)と継母、その他の家族、そして世界中の人々の前で米国国歌を歌うんです。それにフィラデルフィア・イーグルス(注:ピンクはフィラデルフィア育ち)もいる前で! いつものように、ベストを尽くします。そして私をこんな目に遭わせたグレムリンたちにひと言、これからもずっと私に向かって咳をするといいわ。これが何かのコンテストだとしたら、おチビちゃんたち、あんたたちの勝ちよ」P!NKさん(@pink)がシェアした投稿 - 2月 3, 2018 at 12:37午前 PST
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