ボディペイント世界コンテストで2回連続チャンピオンを果たしたキャロリン・ローパーによる "カモフラージュ・アート" が世界中で人気を博しているようだ。
身体に緻密なペイントを施し、まるでカメレオンのように人物を見事に背景に溶け込ませるこのアートは、思わず目を疑ってしまう程高い精巧にできている。実際、キャロリン現在は宣伝/広告業界などから引っ張りだこであると言う。
最近もテレビ番組のためにロンドン市内でいくつかの作品の撮影を行い話題になったり、アイルランドの宝くじ屋の前でカモフラージュペイントを行ったり、ロックバンド、ビッフィ・クライロのアルバム・カバーを手掛けたりと、彼女は大忙しの日々を送っているようだ。
「テレビや広告のためにいくつものカモフラージュ作品を手掛けたけど、公の場でパフォーマンスを披露することによってその作品に驚きや楽しさの要素が加わるんだと思うわ。クライアントも広告が多くの人々を驚かせていることを喜んでくれているのよ」と語る彼女は、続けて「（作品を作る際）最も気をつけなくてはならないのは、カメラの視点位置を基準にしてペイントしなくてはならない点。そしてどんな背景にでもとけ込めるように、ペインターとしての技術を磨き続けることが大事ね」と実際の作品制作における苦労についてもコメントしている。以下のフォトギャラリーにて彼女の驚くべき作品の数々をご覧あれ。また、彼女のサイトでは他にも見事な作品を閲覧することができる。
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