年末年始にかけて歴史的な寒波に見舞われたカナダは、ペンギンすら耐え難い程の寒さとなったようだ。
アルバータ州にあるカルガリー動物園では、先月31日に、寒さに強いとされているキングペンギンを屋内に避難させたという。
動物園のキュレーター、チェリ医師が地元『CTV News』に語ったところによると、同動物園では、気温がマイナス25℃を下回った場合、安全のためペンギンを屋内に避難させるように決めている。この日の同動物園周辺の気温は、平均でマイナス28℃にまで低下し、風によっては体感でマイナス40℃に感じる程だったため、ペンギン51羽を屋内に避難させたとのこと。
同医師は、「生理学的にペンギンたちはここよりも寒い気候にも耐えられると信じていますが、この子たちは野生ではありません」と語り、こう付け加えた。「子供に厚着をさせておいて、『大丈夫なのはわかるけど、もう中に入った方が良いわよ』と言いたくなる程度まで寒くなった、という感覚に近いですね」
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