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先週土曜日にニューオリンズで行われた公演中、オバマ大統領を支持する発言をしたマドンナが、観客から大ブーイングを受けていたことが、<AP>の報道によって明らかになった。

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「投票のための有権者登録を済ませているかしら?」と会場にいたオーディエンスに訪ねた彼女は続けて、「オバマ大統領に投票するって言う人なら誰だっていいわ」と発言。これに対するブーイングが起きるという事態になってしまったようだ。

さらに、「真面目な話、誰に投票したって構わないけど、この特権(投票できる権利)を当たり前のもとだって考えないで、ちゃんと投票しに行ってほしいわ」と選挙のプロモート。マドンナの政治的見解が強く現れたパフォーマンスとなった。

また、今回のステージ以外でも、マドンナは現在行っている「MDNAツアー」の中で度々政治的なパフォーマンスを行い物議を醸している。コロラド州デンバーでの公演では、偽物の銃で覆面の男達を射撃するというパフォーマンスで、地元の観客(多くの死傷者を出した銃乱射事件によって心を痛めているコロラド州の住民)から大バッシング。

また、7月のパリ公演では政治家たち顔写真をスクリーンに登場させ、その額にナチスの象徴である逆鉤十字(スワスティカ)を浮かび上がらせるという過激な演出で周囲を騒然させるなど、様々な波紋を呼ぶステージングを繰り広げている。

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