AOLの映画サイト『Moviefone』は、消防士たちを巡るドラマを描いたジョセフ・コシンスキー監督の新作映画『Only the Brave』(原題)に関して同監督に話を聞いた際、彼が手掛ける待望の次期作品『Top Gun: Maverick』(原題)についても質問を投げかけてみた。
『トップガン』(1986年)の続編となる同作は、SFアクション映画『オブリビオン』でコシンスキー監督と組んだトム・クルーズが帰ってくることと、2019年7月12日に米国公開予定であること以外、分かっている情報は少ない。しかし、今回のインタビューでコシンスキー監督から、彼の映画で長年撮影を務めてきたクラウディオ・ミランダと再び組みそうなこと(「クラウディオが撮影する」と話していた)、続編の音楽に関する取り組み、脚本を務める人物、そして本編に続き続編も監督する予定だったトニー・スコットが自殺前に構想していた要素を取り入れるか否かについて、新たな情報を得ることができた。
Moviefone:音楽についてはもうお考えですか?
コシンスキー監督:本編のメロディーがすごく気に入っている。ハロルド・フォルターメイヤーが本編で手掛けた音楽が大好きなんだ。オリジナルの音楽をたくさん聞いているよ。歌自体ではなく音楽をね。そのメロディーやサウンドを続編に取り入れようというのは名案だと思うから、そのための方法を探っている。
ダフト・パンク(同監督の『トロン:レガシー』の音楽を担当)、M83(『オブリビオン』の音楽を担当)と来て、フレンチディスコアーティストのカードは尽きそうです。
ああ、フレンチディスコが『トップガン』の音楽にふさわしいかは分からないが。
このプロジェクトを新たな観客に向けて現代化するという、実にユニークな機会を手にしましたね。
そのとおりだ。ノスタルジアは本当に強い力を持っているが、それを頼みにしたくはない。だが、この作品のメロディーやサウンドには、非常に象徴的な部分がある。続編の新しいストーリーを助けるような形で取り入れる方法を考えないといけない。
トムと再び組むのは楽しみですか?
もちろんだよ! 特にこの役はトムにとって、彼がこれまでに演じたどの役よりも大切なものだ。失敗のないようにしたい。
トニー・スコットは生前、『トップガン』の続編に取り組んでいました。その資料などをご覧になりましたか?
トニーの草案は見ていない。実は初めからやり直したんだ。『Only the Brave』の脚本エリック・ウォーレン・シンガーが書いた、全く新しい草案でね。今、それに沿って進めているところだ。
コシンスキー監督の『Only the Brave』は10月20日から全米公開されている。
■参照リンク
http://www.moviefone.com/
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