ガル・ガドットと言えば今では押しも押されぬスターだが、ワンダーウーマンになる前には、他のビッグ・スターにいろいろな役を取られたのだそうだ。


元ミス・イスラエルの彼女は、エンタメ系情報サイト『The Hollywood Reporter』の「Awards Chatter」ポッドキャストでこれまでの下積み時代について語り、現在の自分になるまでは苦難の道のりだったと話している。オーディションで最終選考までは残るものの、最後は有名女優に役をさらわれてしまったことが幾度となくあったらしい。その1つには2015年の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のフュリオサ大隊長役があったと言い、その時はアカデミー賞主演女優賞を受賞したことのあるシャーリーズ・セロンに持って行かれている。

「大きな役をいただけそうになったことは何度もあるんですが、私が有名じゃなかったんです。残ったのは超有名な女優さんと私、ということばかりでした」

役をもらえないことがあまりに続いたので、ガドットは女優の道を諦めて故郷のイスラエルに帰ろうと真剣に考えたこともあったと言う。勿論、皆さんご存知の通り、ワンダーウーマン役に大抜擢され、DCエクステンデット・ユニバースに昨年デビュー、『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』では数々のビック・スターと肩を並べた。そして自分自身が演じるスーパーヒーローの映画に主演するまでになったのである。

『ワンダー・ウーマン』の大ヒットのお陰で、ガドットはこれで無名新人女優から役をさらってしまう大スターになった事は明らかだ。

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