無敗のボクシングチャンピオン、フロイド・メイウェザー・ジュニアと、UFCチャンピオン(で勝ち目の薄い)コナー・マクレガーの試合が8月26日(現地時間)に行われる。「この夏最大のスポーツイベント」と称されているが、それにはもっともな理由がある。
適当な表現が見つからないが、この2人はかねてから"好戦的"な関係だ(対面あるいは対メディア)。とはいえ、メイウェザーがここまで有名なボクサーになったのは、長年にわたって自身が繰り返してきたスキャンダルや問題発言のせいかもしれない。
そしてもちろん、メイウェザーは49戦全勝を達成しており、これまでのキャリアで7億ドル(約767億円)以上のファイトマネーを獲得している。あだ名もズバリ、「マネー(金の亡者)」なのだ。
ところで、メイウェザーの純資産はいくらぐらいなのだろうか。『Forbes』誌によれば、2016年末時点で推定約3億4,000万ドル(約373億円)だという。やはり、途方もない金額である。
メイウェザーは、数々の注目試合を通じてその莫大な財を成した。例えば、2015年のマニー・パッキャオ戦(過去最高のペイパービュー購入数を記録)では大枚2億4,000万ドル(約263億円)を手にしたが、同対戦の売上総額も推定6億ドル(約657億円)と、1日のスポーツイベントとしての過去最高額を記録している。
直近のアンドレ・ベルト戦(2015年9月)でも、メイウェザーは軽く3,200万ドル(約35億円)を得ており、『Forbes』が発表する「世界で最も稼ぐスポーツ選手」のランキングで2012年、2014年、2015年の1位に輝いている。
今回のマクレガー戦でメイウェザーが獲得するファイトマネーは、推定1億ドル(約110億円)以上。言い得て妙なニックネーム"金の亡者"に磨きがかかる一方だ。
メイウェザーは、8月26日の戦いに勝っても負けても、ほぼ誰も手にできないような資産を抱えて安泰といったところだろう。さあ、決戦の始まりだ。
■参照リンク
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