15歳の女の子が映画の撮影現場で恋人役の20歳の男性に、プライベートでは絶対に付き合えないと言われた理由が「自分の相手にするにはデカ過ぎるから」だったら、その心情たるや察するに余りあるだろう。そんな辛い思いをしたのがクロエ・グレース・モレッツだ。相手役の俳優は、現場で彼女を泣かせた数少ない人間の一人なのだと言う。
これは現在20歳になるモレッツが、『バラエティ』誌が年に1度発行するパワー・オブ・ヤング・ハリウッド特集号のインタービューで話したものだが、ファンならずとも気になるのは、この俳優が一体誰なのかという点だろう。
モレッツの話はこうだ。
「恋人役の俳優が『君とはプライベートでは付き合えないな』って言ったから、私は『え?』って聞き返したの。そしたら『そう、君はデカ過ぎるんだよ』って私の体のサイズのことを言ったの。現場で私を泣かせた数少ない人間のひとりよ」
「泣きはらした目で兄のところに行ったら『どうしたんだ?』って聞かれたから『あいつに私はデカ過ぎるって言われた』って言ったの。そしたら兄は『何が起こったんだって?』って相当怒ってたわ。気を取り直してセットに戻ってその俳優の恋人役を演じなきゃならなかったんだけど、とっても難しかった。その時思ったの、世の中には本当に嫌なヤツが居るって。その俳優はそんな事を私に面と向かって言わなきゃと思ったわけよね。もう許すけど、絶対に忘れないって、そうするしかないんだけど、まぁ、その時は"マジ?"って思ったよ。正直ムカついた。今思えば、私もまだ15歳だったから、本当に暗い暗い過去よね」
そもそも大の大人の恋人役が15歳の女の子であることが相応しくないとも言えるし、ましてやその"大人"が大人らしく振る舞えないとしたらどうだろうか。
さて、モレッツが15歳当時に共演したこの恋人役は「23、24、25歳くらい」とだけ明かされている。名前は伏せられているが、それが一体誰なのかはファンの気になるところだ。
この謎の相手役探しに、全く無関係の俳優がとばっちりで巻き込まれているのだが、それもこれも全ては女性(年齢に関係なく、特に多感なティーンエージャー)にそんなぶしつけなことを平気で口走ってしまう"自己中男"のせいなのである。
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某漫画の所為でクロエという名の女への同情心が一切失せた。訴訟も辞さない。