アレック・ボールドウィンによるドナルド・トランプ米大統領のモノマネは米コメディ番組『サタデー・ナイト・ライブ(SNL)』を席巻したが、ジョニー・デップ演じるトランプ氏も隅に置けない。
面白動画サイト『Funny or Die』が公開した映画『The Art of the Deal』(原題)で、ジョニーが80年代のトランプ氏を演じたことをご記憶の方もいるかもしれない。ジョニーは昨年、同映画のプロモーションで米トーク番組『エレンの部屋』に出演し、トランプ氏に扮したことについて語っていた。そして5月18日、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの最新作『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(2017年7月1日に日本公開予定)のプロモーションで、ジョニーが同番組に再び登場した。
彼はトークの冒頭では明らかに落ち着かない様子だったが(文末の動画をご覧いただきたい)、少し経つと気分が乗ってきたようだった。トランプ氏を演じるのがうまいと司会のエレン・デジェネレスに言われ、それをほめ言葉と取るべきか戸惑っていたものの、自身の演技にかいつまんで触れたあと、トランプ氏について次のように語った。
ジョニー「僕以上に話が支離滅裂なところはいいね。全体として意味を成す文になってない」
アレック・ボールドウィンが『SNL』で素晴らしいモノマネをしているとエレンが話すと、ジョニーはまだ見たことがないという。エレンが観客にも尋ねてみたところ、アレックのトランプ氏を見たことがない人は他にも何人かいた。
エレン「アレック・ボールドウィンのトランプ氏のモノマネを見たことがない人がいるなんて、信じられない。衝撃だわ」
ジョニー「トランプ氏がトランプ氏をやってるのなら見たことがあるよ。衝撃だ」
アレックが『SNL』でトランプ氏のモノマネをするのをやめたら、そのあとを引き継ぎたいかとエレンに問われると、ジョニーは「もちろん。だって、要するにアレックがやってきたことをまねすればいいんだからね」と答えた。
『SNL』のシーズン42は先週で幕を閉じたが、もちろん次のシーズンに続くはずだ。アレックは他の仕事のスケジュールもあり、トランプ氏の物まねを今後も毎週披露するのは難しいと考えているようだったから、ジョニーがシーズン43で代役に挑戦するなんていうこともあるかもしれない。
『エレンの部屋』の様子は以下でご覧いただける。
■参照リンク
http://moviefone.com/
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