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仏ブリジット・マクロン夫人は、ミッシェル・オバマ夫人を手本に大統領夫人として活動する?

2017/05/13 18:30 投稿

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先日当選したフランスのエマニュエル・マクロン次期大統領のブリジット夫人は、オバマ米国前大統領のミッシェル夫人のような注目を浴びる役割を果たすのではないかと憶測が飛び交っているようだ。欧州非英語圏のニュースを各地から英語で伝える「The Local」が伝えた。


英国BBCによると、マクロン氏は、ブリジット夫人について「妻は存在感を持ち、意見を述べる声を持ち、物事に対して自分なりの考えを持ちます。私の傍にいてくれるのは今までと変わりません。そして表舞台に立ってもらうことにもなるでしょう」とインタビューでコメントしている。

フランスでは、大統領の配偶者の法に基づく政権における役割というものは決められていなかった。これは米国大統領夫人には専用のオフィス、スタッフがあり、予算が組まれているのとは異なる点である。今回の次期大統領の発言は、そこからの脱却を意味するのだ。

年齢差24歳というのが世間によく知られることになったマクロン夫妻だが、マクロン氏の成功の裏には2人の密接な関係があったことを常々語っていたと米国CNNは伝えている。

ブリジット夫人は元教員で、教育、障がいをもつ子供たち、そして女性問題についての提唱者、代弁者となる強い意志があることも公言している。

これについてフランスのジャーナリストAlix Bouilhaguet氏は「The Local」の取材に対して「ミッシェル・オバマがブリジット・マクロンの手本なのだ」と述べた。また、ミッシェル夫人同様、ブリジット夫人も無給で公務に就くとしている。

マクロン次期大統領がこの点を有権者に明確にしたのは、今回の選挙戦を当初争ったフランソワ・フィヨン候補が、夫人に9,000万ユーロ(約1.1億円)が仏国会での「架空の仕事」の給与として公金から支払われたとの疑惑があがり、フランス国民の大きな不満を買っていたことが背景にある。

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