俳優だけではなく監督としても活躍するベン・アフレックが、私生活で男気を見せた。アルコール依存症のリハビリを終えたとフェイスブックで告白したのだ。
また、アフレックは、妻のジェニファー・ガーナーに、リハビリ治療の間、3人の子供を育て、自身をも支えてくれたことに対して感謝の気持ちも述べている。アルコール依存症は生涯かけて取り組む必要がある問題だが、アフレックは今回、リハビリ施設での治療プログラムを終えたことを公に告白したのだ。
I have completed treatment for alcohol addiction; something I've dealt with in the past and will continue to confront. ... Posted by Ben Affleck on Tuesday, March 14, 2017
「僕はアルコール依存症の治療を終えました。これまで治療に取り組んできましたが、これからも依存症には正面から向き合って行くでしょう。与えられた人生を全うし、子供たちにとって『最高の父親』でありたいのです。子供たちには、助けが必要な時に助けを求めることは恥じることでなく、そうすることで声を上げられない他の誰かを勇気づけることができる、ということを伝えたい。僕は愛する家族や友人たちから支えられている。特に今回、治療にあたる中で、子供たちの『共同養育者』であるジェンが僕をサポートし、子供をケアしてくれていることについてはとても感謝している。治療プログラムの完了は、この先に続く沢山のステップの中の最初の一歩に過ぎないが、完全な回復に向け取り組んでいきたい」
アフレックとガーナーの関係は、一旦保留のようだ。先日、ガーナーが離婚申請の取りやめを計画していることが伝えられたばかり。米『ピープル』誌の情報筋によれば、「アフレックは自分を取り戻そうと必死に闘っている。2人はまだ復縁してはいないが、希望はありそう」だという。
アフレックは、この件を公にすることで自身の問題と向き合う姿勢を見せた。公表する義務は勿論ない。しかし今回の行いは、ファンをはじめ、妻や子供たち、友人、そしてアンチに対しても、彼が「助けの必要な時にはそれを求め、助けを必要とする人たちの支えとなる」強さのある人間であることを証明したと言えるだろう。これまで沢山の名作映画を世に送り出してきたアフレック(中にはさほど評価されなかったものもあるが)だが、今回、彼の示した勇気は他のどの作品よりも大きな意味を持つかもしれない。
アフレックは、先月2月26日に開催されたアカデミー賞授賞式の直後にリハビリ施設へ入ったと、『TMZ』が伝えていた。しかし、彼がリハビリ施設に入所したのは今回が初めてではない。2001年にはカリフォルニア州マリブの施設に入っている。また、『エンターテインメント・ウィークリー』が伝えるところによれば、今回の入所が『バットマン』続編の製作スケジュールに影響を与えることはないという。監督からは降板しマット・リーブスが代役を務めるものの、製作・主演は引き続きアフレックが務めることになるそうだ。
■参照リンク
http://www.moviefone.com/
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