今回、AOLのニュースサイト『Moviefone』は、ディズニーの『美女と野獣」』実写版キャストとの独占インタビューを実施、それぞれの「初めて虜になったディズニー」について語ってもらった。
主人公ベル役のエマ・ワトソンは、『ポカホンタス』にぞっこんだったと言う。「ペットのタヌキが欲しかったの。それにポカホンタスの髪はとってもきれいだったし、とにかくポカホンタスが最高にカッコよかったわ」
野獣を演じるダン・スティーヴンスは、『Xメン』のスピンオフTVドラマ『レギオン』の主演も務めるが、彼のハートをつかんだのは『ダンボ』だそうだ。「ゾウとネズミが友達で、水だと思って飲んだらそこにシャンパンが混ざっててへべれけになるんだよ。」彼がなぜ『レギオン』の出演依頼を受けたのがかわかるだろう。
『ダンボ』についてエマはほとんど記憶にないと言っているが、ダンはこの酔っ払った"ふたり"の前をピンクのゾウがパレードするシーンを絶賛。「あのピンクのゾウが出て来るところは映画の歴史に残るシーンだね」と譲らない。
ググ・バサ=ロー(呪いによって羽はたきにされたメイドのプリュメット役)は、「私はミニー・マウスに首ったけでした。3つか4つくらいの頃に、ミニー・マウス・パーティーをしてもらって、私はミニーの衣装と耳をつけてたんです。いまだにちょっと取りつかれているのかもね」と話す。(このインタビュー映像の彼女のヘアスタイルはもしかするとミニーちゃんを意識したものかも?)
トニー賞を6回も受賞しているオードラ・マクドナルド(歌う洋服ダンスのマダム・ド・ガルドローブ役)も「私はミッキー・マウスのレコードプレーヤーを持ってました。フタには耳がついていて、トーンアームはミッキーの腕で、白い手袋をはめた手に針がついているんです」と話を重ねる。それを聞いたググは「それって素敵!」とリアクションしている。
ル・フウ役のジョシュ・ギャッドは、1973年製作のアニメ『ロビンフッド』がお気に入りで、挿入歌『オー・ディ・レイリー』のさわりを披露。また、1967年の『ジャングル・ブック』も外せないというが、それを聞いた共演のルーク・エヴァンス(邪悪だがハンサムなガストン役)は、すかさず1963年の『王様の剣』をお気に入りとして挙げた。そう言えば、この作品には大柄で間抜けなケイという登場人物が出て来るのは興味深い。
音楽担当の作曲家アラン・メンケンが子供の頃好きだったのは1954~55年に放送された『ディズニー・ランド』というテレビ番組の中の西部劇『デビー・クロケット』。主題歌を口ずさまずにはいられなかったようだ。『ひとりぼっちの晩餐会 (Be Our Guest)』を世に送り出した彼はまた、ディズニー・アニメにはたびたび姿を見せるジミニー・クリケットという美声を持つコオロギも大好きなのだそうだ。
『美女と野獣』の日本での公開は4月21日から。
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