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もし火星へ移住する可能性や必要性がでてきたとしても、私たちはどうやら生き延びていけそうだ。火星でのジャガイモの栽培が可能になるというのだ。
『Phys.org』によると、国際ポテトセンターは、火星のような環境で、ジャガイモを育てることができるか、実験を続けてきたという。
同センターの研究者たちは、「CubeSat」と呼ばれる装置の中でジャガイモを栽培。この装置は大気中の酸素と二酸化炭素の割合や、気圧が火星と同じにしてあるという。
CubeSatの中では、ジャガイモに水がいきわたり、容器には土壌も入っているが、これはただの土壌ではない。
NASA ARCのクリス・マッケイ氏は、こう語る。「我々はペルー南部にある砂漠で見つかった、非常に乾燥した土壌を使ってジャガイモが育つか確認してきました。地球上でもっとも、火星の土壌に似ているのです」
研究員たちは、この環境でどの種類のジャガイモが一番育つのかを調べるため、いくつかの実験を続ける予定だというが、今のところ、CubeSatの中のジャガイモは順調に育っているとのことだ。
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