やめられない止まらない...習慣なのは、ところ変わっても同じのタバコ。アメリカの喫煙人口は、成人の19.3%にあたる約4,500万人だそうだ。(日本では喫煙者は減少傾向だが、それでも成人男性の32.2%、女性は8.4%が喫煙する。平均すると割合ではアメリカより高い19.5%。)心疾患やがんなどのリスクを増やし、健康に悪いことは今や誰でも知っているが、やめるのは非常に難しいのも事実だ。
CDC(アメリカ疾病予防管理センター)の調査では、68.8%の喫煙者が禁煙しようとしている。(日本でやめたいと思う喫煙者の割合は37.6%。)そしてそう思うのは、セレブや大統領も例外ではない。
今ウーピー・ゴールドバーグ(56)が、出演しているトーク番組『The View』(ザ・ビュー)の中でとTwitter上で、努力している体験をリアルタイムでシェアしつつ禁煙に挑戦している。日曜日には「*まだ*一度も吸ってない!」とツイートしたウーピー。彼女のアカウントを中心に、他の人の禁煙も助ける、Twitter禁煙コミュニティーが発展している。
最近の彼女の絶煙ツイートはこんな感じ。
「タバコを吸うかわりに、気違いじみたペースで読書中。OK、それはちょっと大げさだけど、マジで本に飢えてるの。何かいい本読んでる人他にいる?」
Im reading like a crazy person instead of smoking,ok that's a stretch but Im intently hungry for books.Any1else reading something great?
- Whoopi Goldbergさん (@WhoopiGoldberg) 10月 3, 2012
「おはよう ちょっと寒いけどきれいな空。ちょっと気が短くなってるのに気付いて、*ほんの*少しだけ吸いたくなったけど、かわりに*でっかい*ボトルの水を飲んだわ。」
Mornin beautiful sky a bit chilly. Noticed my patients shorter than beforeVERY faint longing 4 a smoke drank HUGE bottle of water instead.
- Whoopi Goldbergさん (@WhoopiGoldberg) 10月 1, 2012
「大統領とオバマ夫人は昨日すごかった...いつもワクワクさせられるね。みんな、禁煙してる人どうしてる?(禁煙すると)水がこんなにおいしいものだったなんて、知らなかった!」
prez & mrs.obama so amazing yesterday, always a thrill. how is everyone doing with their smoking? i have to say water never tasted so good!
- Whoopi Goldbergさん (@WhoopiGoldberg) 9月 26, 2012
アメリカがん協会のリサーチによれば、家族や友人のような周囲のサポート・励ましは禁煙の大きな助けになるそう。ウーピーの取り組みを記念して、他にも、「悪い癖」に切りをつけたセレブの体験談をご紹介。(注:「やめた」と1度言っても、またタバコに火を付ける人もいるかも...禁煙は、まっすぐな道のりではなく過程だから。)
<美のため、健康のため...タバコと手を切ったセレブ(と政治家)>
ジェニファー・アニストン:妊娠か!?というゴシップに、絶えず悩まされるジェニファー。今年春、『GQ』誌のインタビューで、「タバコを最近やめたんだけど、それで体重がちょっと増えたのよね」と告白。「もう20歳じゃあないから、それは影響するわよ」と語った。
オバマ大統領:ティーンエイジャーの時に吸い始めて、ニコチン中毒だったというオバマ大統領。「常に闘ってるよ」と、2009年の記者会見で語っていた。彼が最初の大統領選に参戦するか決めようとしていた時、ミシェル夫人の出した条件の1つは禁煙だった。そこで2008年の選挙キャンペーン時からやめようとしたが、「1年間禁煙を達成しました」と夫人が発表したのは2011年になってから。それからは禁煙に成功している。
ジゼル・ブンチェン:NFL選手のトム・ブレイディとの間に、2人目を妊娠していることが最近わかったジゼル。2003年に禁煙した。「やめた時、15ポンド(6.8キロ)体重が増えたわ」と『People』誌に語り、「だから何?今の自分の方が好きよ。健康には変えられないわ。」と、モデルらしからぬコメントを。
クリステン・スチュワート:2012年5月、<MTV>のインタビューで、フランス語を習っていること、そして禁煙したことを明かした。「考え出すと突然吸いたくなったりしちゃうから...(禁煙してるって)考えないようにしてるの」と、恥ずかしそうに認めた。
ベン・アフレック:ベンの場合、面白いことに映画『スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい』(原題: Smokin' Aces、2006) で、チェーンスモーカーを演じたことが禁煙のきっかけに。「撮影中、1日5箱は吸ったんだよね」と、2007年に『People』誌に語っている。「撮り終わった時点で、タバコはとことん嫌になっちゃって、もう2度と吸いたくなくて止めたんだ。フィルムに、最後の喫煙が記録されたってことになるね」
シャーリーズ・セロン:2011年の『Vogue』誌インタビューで、「ひどい中毒だったわ」と語った。「自分で、『私は普通の人みたいな吸い方じゃない。死ぬために吸ってるようなものだわ』と思ったもの」とヘビースモーカーだったことを明かしたが、禁煙に成功した。「ジンクスにならないよう」その方法は言わなかったが、噂によるとヨガと催眠療法を試したらしい。
ジョン・ハム: 『マッドメン』のドン・ドレイパーとしては吸うが、プライベートでは、24歳の時から禁煙していると<People.com>が報じている。「スクリーン上で吸うのを見る分には魅力的かもしれないけど、近づいて灰皿の臭いをかぐのはちっとも魅力的じゃないよね」と語った。では撮影中はどうやって...?秘密は、ハーブ煙草。「マリファナと石けんを混ぜたような」まずい味らしい。(そうして努力していることに、敬意を表します!)
こうして見ると、セレブでさえも、「やめてから体重がちょっと増えた」というのは逃れられなかったらしい。でも誰よりも見た目を売り物にする彼らが、それを踏まえても禁煙を選んだのだから、いいことには間違いない。吸わないジョン・ハムとキスしようとして、「君、タバコ臭いね」と言われるところを想像したらやめられるかも!?(女性だったらの話ですが。)
<ロバートは吸わない子が好きなのかも!? ロブステンがキスする瞬間をキャッチ>
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記事元:HuffPost Healthy Living、American Cancer Society、厚生労働省、5min
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