ちょっと写真を撮ろうとしただけの男性が、思いもよらぬ波紋を呼ぶこととなった。
先週末、ワシントンD.C.のハーシュホーン博物館と彫刻の庭に出かけたある男性。しかし、彼にとってこの小旅行が悲惨な思い出となってしまった。
この男性は、同博物館で展示している草間彌生のインスタレーション「Infinity Mirrored Room -- All the Eternal Love I Have for the Pumpkins」内で自撮りを行っていたところ、バランスを崩し、展示された水玉模様のカボチャの1つに倒れ込んでしまったという。
この美術館の広報とマーケティングを担当するアリソン・ペックさんがアート系メディア『artnet news』にメールで伝えた内容によれば、このインスタレーションは2月23日に始まったばかりだそうだが、幸い損傷は小さく、展示を一時的に閉鎖しただけで済んだという。
『artnet』の価格データベースによれば、草間氏の水玉模様のかぼちゃは2015年10月のオークションで78万4,485ドル(約8,932万円)の値が付けられている。美術館がこの男性に対し「作品を傷つけた場合はお買取り願います」などと言わないように願うばかりだ。
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故意でないと判断されれば厳重注意で済むのかな。当然保険に入ってるだろうし。