麻雀×女子高生×青春という独特なテーマで人気を博するコミック作品「咲-Saki-」の実写化プロジェクトが、2016年12月より放送されたTVドラマを経て、ついに2月3日より劇場映画が公開される。本作に原村和役で出演するのが、数々のグラビア雑誌に引っ張りだこの人気アイドル・SUPER☆GiRLSの浅川梨奈だ。アイドルとしてだけでなく女優としても活動の幅を広げている彼女に話を聞いた。


――大人気原作の実写化ということで、最初に出演が決まった時はいかがでしたか?

もう「まじか!」って感じでした(笑)。オーディションで手応えを感じたわけではなかったので、自分のスケジュールに撮影の予定が入っていたことを知った時、ドッキリかなって思いました。率直にうれしいと思った反面、不安や緊張が後から襲ってきましたね。

――ちょうど撮影をしている時期に髪の毛をピンクベージュに染めて話題になっていましたが、演じる原村和というキャラクターには、どのようにアプローチしましたか?

原作を重視していて、髪の色や制服のサイズ、リボンの色ひとつでさえこだわっています。演技の面でも自然を心がけました。普段の活動の癖で、表情や声が大きくなっちゃったり、ポーズもキメがちで。自然じゃない癖を直す練習をしました。


――この作品は、キャラクターのビジュアル面のインパクトが強いので、演技とのバランスが要求されるなとは思いました。

「咲 -Saki-」は履いていないようにみえることが大事なポイントで、トンデモないおっぱいをどう再現するのかとか、いろいろありましたが、できる限りのことを尽して再現していると思いました。スカートを短く、制服をピチピチにして、2~3回お風呂にも入っています(笑)。

――それと麻雀をするシーンですよね。映像化では、とても重要なポイントですよね。

原作でも人気が高いキャラクターということは知っていて、彼女は麻雀が強いので、その手さばきなどを練習しました。だから最初は意識しすぎて、声まで小さくなったりしちゃいました。麻雀はルールも本当に知らなかったのですが、今はハマッています(笑)。

――撮影が終わったけれど、麻雀は続いている(笑)。

もう消していいはずなのに、麻雀のアプリが消せなくて(笑)。休憩時間とかによくやっています。いまだに点数計算が難しいですが、役はだんだんと覚えてきています。近所に雀荘があるのですが、18歳になったら通ってみようかなと(笑)。


――今日はありがとうございました! 最後に映画を楽しみに待っているファンにメッセージをお願いいたします!

麻雀も超人技みたいなシーンを再現していて、自分たちで全部やっています。手のアップも全部自分たちでやっていて、原作を知っている方はもちろん、知らない人も楽しめると思います。チームワーク感も感動的なので、ぜひ注目してほしいです。

©小林 立/SQUARE ENIX・「咲」プロジェクト

映画『咲 -Saki-』は2月3日(金)TOHOシネマズ日本橋ほか全国ロードショー!


■咲-Saki-|実写化プロジェクト
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