ドナルド・トランプ氏は、国家安全保障局(NSA)や中央情報局(CIA)から国際情勢の説明を受ける毎日の情報ブリーフィングを拒否したことについて、「フォックス・ニュース・サンデー」で司会者のクリス・ウォレスにこう語った。「私は賢い人間だ。同じことを同じ言葉で毎日、今後8年間も聞かされる必要はない。私には必要ない。彼らには"もし、状況が変わったら教えてくれ"と伝えてある」
国家安全保障に対する、この一見尊大な態度に対して、12月13日(現地時間)、マイケル・ムーア監督が、自身のフェイスブックで意見を投稿した。
「我々はドナルド・トランプに殺される」というタイトルの投稿で、ムーア監督は次のようにトランプ氏を痛烈に批判した。
「国のトップの最大の任務は、国民の安全を守ること。実に驚くべきことに、トランプ氏は、情報機関のトップから毎日、誰が国民を殺そうとしているのかという情報を20分間聞くという仕事が、厄介でわずらわしいと考えているようだ」、「彼は朝5時に起きて、子供っぽい怒りのツイートをするだけ......。それなのに、我々の国の安全保障への脅威について聞く時間はないらしい」
ムーアはこう警告する。「次のテロが起こった時、(必ず起こるだろうが)悲劇が起こった後になって、ドナルド・トランプ氏はすぐに自分以外の全員を非難するだろう。......私は断言する。トランプ氏の判断が罪のない人々の死を招くだろう」
ムーア監督は、大統領が脅威に対して十分に用心していないと、危険が迫り、国を滅ぼす事になると主張する。2001年8月初旬、ジョージ・W・ブッシュ元大統領が休暇中にブリーフィングを受けた話を引き合いに出している。そのブリーフィングのヘッドラインには"ビン・ラディンがアメリカ国内への攻撃を決定した"と書かれていたものの、ムーア監督によれば、「ジョージ・W・ブッシュはそれから4週間も仕事に戻らなかった。5週目の9月11日、ビン・ラディンがアメリカを攻撃した」のだという。
Donald Trump Is Gonna Get Us Killed by Michael Moore A week has gone by since Donald Trump admitted he's only been to ... Posted by Michael Moore on Tuesday, December 13, 2016
■参照リンク
http://www.aol.com/
-
毎日目にするトランプ氏の画像の代わりにネコの画像を表示するブラウザの拡張機能が話題に
-
一覧へ
-
『ジャングル・ブック』リアルすぎる驚異のCG映像ができあがるまで・・・ MovieNEXボーナス映像到着!
コメント
コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。