銀行強盗がいつも成功するとは限らない。そのことを1人の強盗犯が証明してみせた。米ニューヨーク市マンハッタンの銀行で金を脅し取ろうとしたこの男。1日になんと5ヶ所の銀行に押し入ったが、すべて空振りに終わったのだ。
地元警察によると、このアレックス・ガルシア容疑者は、ミッドタウンからアッパーイーストにかけた高級街に店を構える銀行を狙ったという。
容疑者の思いついた強盗の方法は、銀行の窓口で「5,000ドル(約57万円)よこせ」と書いたボードを掲げる、というもの。容疑者は断られるとすぐに店を出て、次の銀行で再び強盗を試みたそうだ。
38歳のこの男は、薬物や軽窃盗、不法侵入などの罪で56回の前科があると『ニューヨーク・ポスト』紙が伝えている。この前の週に、この方法で1,000ドル(約11万円)奪うことに成功しており、これに味を占め同じ犯行を繰り返していたようだ。警察は、この強盗犯の余罪を調べているという。
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とことん図々しいなぁ。