米フロリダ州ジャクソンビルで、排水溝に迷い込んだマナティの救助が行われた。
近くの通りで歩道の工事をしていた作業員が見つけたという。約430~450キロほどのメスのマナティだった。


救助にあたっては、排水溝の周辺を掘り進めただけでなく、地下に通っているパイプの分解も行い、引き上げ時にマナティが傷つかないようスペースの確保に気を遣ったそうだ。

救助活動を見守る子供たちは、マナティへの応援メッセージを手にしていたという。

7時間後、無事に救出されたマナティは獣医師や生物学者らによる検査を受けるため、同州オーランドにあるシーワールド・オーランドへ移送された。

獣医師によると「骨折もありません、ヒレも問題なく動かせます。見たところ胸筋も異常なさそうですし、きちんと呼吸できています。特に深刻な問題はなさそうです」とのこと。

シーワールドでは、1週間以内に海へ放す予定だという。



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