11月28日(現地時間)、裁判所に出頭した米国オレゴン州ワシントン郡の男が、何とペットのオウムとマグショットを撮影したと、地元メディア『WITI』が伝えている。
同裁判所の事務官によれば、この男、クレイグ・バックナーはドラッグの取り引きに関する罪などで出頭命令を受けてやって来たが、罰金を支払えばすぐに帰れると思い、オウムを連れて来てしまったのだ。
移送を担当したショアナ・マッケルビー保安官によれば、郡庁舎の中庭にある木にオウムを留まらせ法廷に入ったバックナーは、判事に収監を命じられると、とても心配した様子でオウムのことを話し始めたという。
保安官は、中庭を探したところ、カラスに囲まれ怯えながら木に留まっていたオウムを発見した。「卵から孵った時からこのオウムを飼っていたそうですから、男はとても心配そうにしていました。特別な絆があるのでしょう」と、保安官は語っている。バックナーを連れて外に出ると、オウムはバックナーの元へ降りて来たそうだ。
保安官は、この鳥と一緒に建物の中に戻ることをバックナーに許可し、何故かオウムと一緒にバックナーのマグショットを撮った。保安官は知り合いに電話を掛け、バックナーが刑務所で服役する間、オウムを預かってくれるという人を見つけ出すことができた。これを聞いたバックナーは安心した様子だったという。
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