最近、東南アジアでは人工衛星や打ち上げロケットの残骸であるスペースデブリ(宇宙ゴミ)の落下が続いているという。
https://www.youtube.com/watch?v=uLhUJUA0mB8
11月10日午前6時ごろ、ミャンマーの山地に暮らす住民たちは、大きな爆発音を聞き、その後に長さ12フィート(約3.6メートル)x直径5フィート(約1.5メートル)の円筒状の物体がヒスイ鉱区Lone Khinに落下した。
住民たちは「皆あの爆発には恐怖を感じたはず。戦闘かと思ったよ。爆発の衝撃で家が揺れて、村から煙が上がっているのが見えた」、「現場に見に行って、エンジンの一部であることを確認した。物体の先端にはダイオードと多数の銅線が見えた」などと証言している。
同じ頃、近隣の住宅では中国語が書かれた金属片が屋根を突き破って落ちてきたが、幸いにも負傷者は出なかったという。空から降ってきた謎の落下物は、「前日に中国が行った人工衛星打ち上げに関係があるかもしれない」という噂もある。
2016年にはベトナムでも、複数の金属の球が空から落下してきたそうだ。その大きさは、重さ9オンス(約255グラム)から100ポンド(約45キログラム)まで差があったそうだ。こちらの正体は、「ロシアが打ち上げた飛行装置、おそらく打ち上げ機の特殊な圧縮空気槽だ」と言われているとか。
我々は隕石の落下や小惑星との衝突による地球のダメージを心配し、それを防ぐための研究が行われているが、このような人工物による宇宙ゴミの落下についても心配する必要があるかもしれない。
■参照リンク
http://www.huffingtonpost.com/
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